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｢あ〜ら、みなさんお揃いで珍しい♪
宰相殿も一緒だなんて嬉しいわぁ〜！｣
。。。。え？！何？オッサンじゃねーの？
え？まさかのオネェ？！
(…ナニ？アレ誰？)
(あれは…オミツMG…2ブロックの中心的人物です…)
(2ブロック？！で、お前アイツと知り合いなの？)
(……)
｢相変わらず宰相殿は2ブロックの奴らに人気がおありですね。｣
おれとショウがコソコソ話してたら
Jの奴がニヤニヤしながら言った。
｢ほら、ヤツだけじゃない。｣
そういってJが指さした先に
いつの間にかもう1人
さらに横幅もあるデカイのが立ってた。
｢やだ、ちょっとなによ、宰相ちゃんも来てるの〜？！｣
(…アレは？)
(あれはオマツDX…同じく2ブロックの中心人物です。)
(オミツにオマツ？！なんだそれ？)
(………)
｢おやおや…例のごとくお揃いでお出ましですよ？
いかがいたしますか、宰相殿？｣
Jが笑いをこらえながら言う。
｢うるさい！相手が誰だろうと関係ない！
我が行く手を遮る者は容赦しない！｣
｢ちょっとアンタ達、何ブツクサ言ってんのよ。
アタシ達がいるからにはこの先タダでは通さないわよ。｣
オマツとかいう奴が二重アゴを揺らしながら
槍みたいなモノをこっちに向けて立ちふさがる。
でけぇ……
なんだコイツら……マジでけぇ……
こんな奴ら相手に勝てんのか？
大体おれ、殺陣の経験あるっていったけど
実戦経験なんてゼロだからね？
ショウがいつの間にか抜いていた剣をかまえる。
Jも剣の柄に手をかけて、いつでも抜ける体勢だ。
おれも『その時』になったらサトシが現れてくれることを祈りつつ
剣を抜いた。
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