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そして、なんとか無事パフォーマンスを終えれた。
裏にはけた瞬間襲ってきた激しい咳と強い倦怠感で私は意識を手放した。
真っ暗な視界の中にメンバーやスタッフさんの焦った声と、理佐の優しい手の温もりを感じる…。
次に目が覚めたのは外がだいぶ暗くなってから。
全然良くなった感じはしないけど、息苦しさはだいぶなくなった気がする…。
理佐「あっ、起きた？…体調どう？」
小林「ぅん…ちょっとはマシかも…。」
理佐「そっかぁー。…もう帰れる時間ではあるけど…。どうする？」
小林「みんなは…？」
理佐「天ちゃんと保乃ちゃんが今トークに出てるよ〜。あとは…他の仕事行ってる人もいるし、番組終わるまで楽屋に残る人もいるみたい。」
小林「そっか…。」
小林「…私…」
フラッ…
理佐「おっ…と…。まだしんどいでしょ。…今日は帰って休も？」
小林「……ん…。」
理佐「ちょっと待っててね。タクシー呼んでくるから。」
小林「ありがと…ｹﾞﾎｯ…ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ！…はぁ…。」
そのあとは、理佐が呼んでくれたタクシーに乗って私の家へ。
家に着く頃には1人では歩けないくらいだるくて…。理佐に半分支えてもらいながら部屋に入ることができた。
小林「はぁっ…ｹﾞﾎｯ…。ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…っ…！…ﾊｧﾊｧ…うぅ…。」
理佐「手洗ったら着替えて横になろっか。…クローゼット開けるよ？」
小林「…んっ…ｹﾞﾎｯ！…ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…。」
なんとか寝室のベッドに横になれた私…。
でも、めちゃくちゃしんどい…。
小林「ｹﾞﾎｯ…ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ！…はぁはぁ…っｹﾞﾎｯ！…ぇ…ﾊｧﾊｧ…。」
理佐「咳ひどいね…。ここに袋置いとこっか。吐き気誘発しちゃったら汚しちゃうもんね。」
小林「ありがと…っ…ｹﾞﾎｯ…。」
理佐「熱、測ろっか。…挟める？」
小林「ん…大丈夫…っ…。」
ピッ。
理佐「なんか食べれそう？…薬飲まないとだし…。」
小林「…食欲ない…。…けど…一口だけでもいいから食べなって言うでしょ？」
理佐「ふふっ…正解…笑」
小林「さっき買ってくれたプリン食べたい…。」
理佐「了解。じゃあ後で持ってくるね。」
ピピピピッ、ピピピピッ。
小林「理佐…抜いて…。」
理佐「はーい。…39.2度かぁ…。だいぶ上がっちゃったね…汗。」
小林「ん…っ…泣。」
理佐「泣かないよ〜。大丈夫、ちゃんと休めば治るよ。」
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璃子(プロフ) - 私も過去のお話すごく好きだったので読み直したいです！これからも無理せずに頑張ってください！！ (3月7日 11時) (
レス) id: 7de8d9b366 (このIDを非表示/違反報告)
?(プロフ) - 私も過去のお話読み直したいです！よろしくお願いましす🙇🏻♀️ (2月24日 20時) (レス) @page4 id: 69423b4bc7 (このIDを非表示/違反報告)
玲奈 - 私ももしもだけどほんとのはなしを読み直したいです！忙しいとは思いますが頑張ってください！！ (2月17日 17時) (レス) id: fd4a18c2b4 (このIDを非表示/違反報告)
パピコ(プロフ) - 飛彩さん、他のお話消してしまったのですか…？？いつも過去のお話含め楽しく読ませてもらってたので、また家族小説とか弱り小説とか読み直したいです…！ (2月17日 0時) (レス) id: 943ef010e8 (このIDを非表示/違反報告)
飛彩 - あすやまさん» リクエストありがとうございます！！ (2022年9月4日 6時) (レス) id: 594cd0f0fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：飛彩（ひあや） | 作成日時：2022年6月10日 5時
