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(MG side)
お疲れ様とグラスをぶつけて、豪快にビールを飲み干す。目の前のスングァンもゴクゴクと飲んでは、豪快にテーブルの上にグラスを置いた。
MG「今日すごい飲むじゃん」
SG「いつもだよ。ていうか、この話するなら飲まなきゃ」
MG「うん？何？そんなに酔わなきゃ話せない話？」
SG「Aとウォヌだよ」
MG「あー」
SG「ミンギュはずっと前から気づいてたんだよね、2人が両思いなの」
MG「うん。てか本当に最初の頃から2人はお互いのことが好きなんだろうなぁ、って感じだったし」
それにうんうんと頷いて、その通りだとでもいうようにさらにもうひとつ大きく頷いてみせた。
SG「ねぇ、僕さ。お酒入ってるから、聞きたいこと聞いてもいい？」
MG「そんなのあんの？いいけど」
SG「前にさ、ミンギュはAのことを好きな気持ちは幼稚園生の時に置いてきたって言ってたじゃん」
MG「あー、言ったかも」
SG「実際のところはどうなの？本当に、それ以来好きだったことはないの？」
実際どうだったのだろうか、と考えてみる。多分、これは本当に多分で、実際のところはわからないけれど俺とAは幼稚園生の頃、両想いだったと思う。(というのを後々にAへ伝えたところ全否定されたのはまた別の話)
そして小学生の頃、自分で言うのもなんだけど女の子にはモテた。バレンタインなんてほとんどの女の子からチョコを貰って、でもその中でも1番嬉しかったのはAからのチョコだったと思う。まぁ、超義理チョコだったけど。それでも良かった。
MG「うーん、小学生の頃も…、好きだったんだと思う。思い返してみれば」
SG「うん」
MG「でも、それ以上に。2人、あ、ウォヌとAね。が、お互いのことを想ってるのに気付いて、それからは何も無いな。勝手に諦めたんだと思う。覚えてないけどさ」
SG「そっか」
MG「…なにその顔」
SG「意外とミンギュも苦労してるな、って」
MG「やめて、やめて！俺泣くよ！？」
SG「ハハハ！それはヤダなぁ」
スングァンは天使かのように優しく微笑んで俺の頭を撫でながら「僕たち、恋のキューピッド仲間になるかもねぇ」なんて呟く。
MG「そう、なるのか？確かに2人が上手くいってくれたらもちろん嬉しいけど」
SG「まぁ、僕には勝てないけどね」
MG「上げるか、落とすか、どっちかにしてくれない！？感情ぐちゃぐちゃにされてるわ」
ケラケラとスングァンは笑う。まったく、スングァンという男は。まぁ、そういうところが好きなんだけど。
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yz_dk_(プロフ) - むさん» む様 コメントありがとうございます！そう言っていただけて本当に嬉しいです。いつもと比べて少しゆっくりな展開になるかもしれませんが楽しんでいただけますと幸いです^_^これからもよろしくお願い致します！ (2023年1月7日 13時) (
レス) @page11 id: 20f64ffb2b (このIDを非表示/違反報告)
む(プロフ) - 新作おめでとうございます！主様の小説がやはり1番好きです、更新いろいろあると思いますがどれも応援しています！ (2023年1月3日 1時) (レス) id: cb9ba72967 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚紀
| 作成日時：2023年1月1日 12時
