#003 限界社畜、拾われる ページ4
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水面に映ったのは、ふわふわの金髪ときらきらと輝く碧色の目を持つなんともアメリカンな美少女、いや、美幼女だった。
＿＿あれ、おかしい、なにこれ、だれこれ。
改めて自分が別の人間になっていることを実感し、なんとも言えない恐怖感でパニック状態になる。
『 へ、なに、これ、ど、ぇ、 』
sha「 え、おーい？！ヤバないこれ！？ 」
kn「 シャオロンお前連絡は？ 」
sha「 した、とりあえず許可は取ったで 」
kn「 ほうか、ほんならとりあえずしんぺい神んとこ行こか。おーい、今から俺らの城に行くからな、わかったか？ 」
『 は、ぅ、ひゅ、 』
コネシマさんがずっと何か言っていたけど、耳を傾ける余裕なんて無くて何も聞けなかった。
kn「 ごめんな 」
そこで私の意識は闇に沈んだ。
＿ ＿ ＿
『 は、っは、…へ、 』
目を開けると広がってきたのはまるで病室のような部屋。
もしかしたらさっきのは夢だったのかも。トラックに轢かれて病院に搬送されたのかも。
sn「 あ、起きた？おはよう 」
『 …ぉ、おはようございます、 』
sn「 僕、しんぺい神って言います。宜しくね。 」
神、と書かれた雑面を顔に貼り付けた男性に話しかけられ、少し警戒したものの、手にはカルテ、首には聴診器を巻いていたので医者か何かだろう、と挨拶を返した。
『 あ、あの、ここって、 』
sn「 ああ、覚えてないかな？君、コネシマとシャオロンに運ばれたんだよ。 」
コネシマ、シャオロン、と聞き覚えのある名前が耳を擽って、思わず顔を顰める。
＿＿じゃあ、夢じゃないのか。
『 ……かえらなきゃ、 』
sn「 ……え？いやいや、ん？ 」
『 かえらないと、( 上司に ) おこられちゃうから… 』
そこまで言うと、しんぺい神さんは私の寝ているベッドに腰を掛けた。
sn「 実はね、君が寝ている間、身体を調べさせてもらったの。…今まで、よく頑張ったね。 」
しんぺい神さんのその言葉で、私はガタが外れたように涙が出てきた。
ずっと、褒めてもらいたかったの。
ずっと、認めてもらいたかったの。
クソみたいな上司も、仕事が出来ない同期も、私を褒めたことは一度もなかった。
それでも認めてもらう為に身を粉にして働いてきた。
まあ結局、死ぬまで認めて貰えなかったけど。
『 …ふ、っう、ぇ…… 』
sn「 うんうん、よしよし 」
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#004 限界社畜、勘違いされる→←#002.5 限界社畜の設定
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N。アライブ - 幼女主意外と少ないので嬉しいです ありがとうございます。m(_ _)mﾍﾟｺﾘ (2022年9月22日 20時) (
レス) @page7 id: d131f8ee7c (このIDを非表示/違反報告)
夕 - とても面白いです！見てて楽しい！更新ゆっくりでいいので頑張ってください!! (2022年9月5日 10時) (レス) id: ccbb87a59f (このIDを非表示/違反報告)
蘭(プロフ) - やばい面白すぎwwwwww更新頑張ってください!!!! (2022年8月29日 17時) (レス) @page7 id: 4426751014 (このIDを非表示/違反報告)
徹夜のシロツメクサ - ごめんなさい！私こういうの初めてなので…次から気を付けます！指摘ありがとうございました！ (2022年8月21日 11時) (レス) @page6 id: 9362d20e8c (このIDを非表示/違反報告)
三日月(プロフ) - はぁぁぁ！面白いぃぃぃ！続き待ってます！更新、ゆっくりでいいので頑張ってください！ (2022年8月17日 8時) (レス) @page5 id: 918b15eb68 (このIDを非表示/違反報告)
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