#002 限界社畜、全て気づく ページ2
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「 うーん…あ、とりあえず名前教えるな、俺シャオロン 」
「 コネシマや、宜しくな 」
ニット帽青年に続き、サッカー青年も自己紹介をする。
何方も日本離れした名前で少し耳を疑う。
ただ、挨拶をする際に私の目線にしゃがみ頭を撫でてくれたので悪い人達では無さそう。
返り血は正当防衛だと思い込んで目を瞑ってあげるよ、お兄さん。
sha「 とりあえず名前と生年月日教えてくれる？ 」
『 わかりません… 』
kn・sha「 わかんない？？ 」
kn「 名前くらい分かるやろ 」
『 …あ、A 』
sha「 自分の名前言うのも時間かかるとか、相当訳ありか？ 」
『 ずっと、呼ばれてなかったので… ( 呼ばれる時はおい！だったしな。なんか考えたら悲しくなってきた ) 』
kn「 あ！シャオロンオメェ泣かせたな！ 」
sha「 は？！あ、と、とりあえず連絡するから待っててな！コネシマ！テメェはよしよしでもしてろ！ 」
耳についてる黒い物体を押さえながら少し離れるシャオロンさんと、恐る恐る近寄ってくるコネシマさん。
えっ、なになに怖い。
kn「 …ウン、なんや、その、ん〜。 」
もごもごと喋りかけて来るコネシマさん。
なんのこっちゃ？と次の言葉を待っていると、ガシガシと頭を撫でられる。
kn「 …俺も、親おらんねん。まあでも第一コミュニティなんて所詮フィクションやし、ただ血が繋がってるっちゅうだけの話や。 」
第一コミュニティって何だっけ、家族のことだっけ？
てかお母さんとかお父さんって私が死んだこと伝えられたのかな。泣いてるかな。
脳裏を過る家族の姿に思わず涙腺が緩む。
kn「 俺は今、家族と居らんくても幸せやし。クサイこと言うけど、お前にもきっとええ仲間ができんで、多分やけどな。 」
そしてまたコネシマさんが私の頭に手を伸ばした時、私は横にすごい衝撃を受けた。
sha「 おいテメェコラ！！！何泣かせてんだよ！！Aちゃん大丈夫？なんかされた？ 」
横からシュパッと私を守るように抱っこをするシャオロンさん。いやいや私もそろそろ三十路の年齢ですので…
なんとなく恥ずかしくて目線を下にすると、自分の手よりふた周りほど小さい手があった。
＿＿…………はい？？
言い合いしてるシャオロンさんとコネシマさんに構ってる暇はない。
すた、とシャオロンさんから降りて近くの水溜まりに顔を移す。
『 ……だれ、これ 』
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#002.5 限界社畜の設定→←#001 限界社畜、転生した
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N。アライブ - 幼女主意外と少ないので嬉しいです ありがとうございます。m(_ _)mﾍﾟｺﾘ (2022年9月22日 20時) (
レス) @page7 id: d131f8ee7c (このIDを非表示/違反報告)
夕 - とても面白いです！見てて楽しい！更新ゆっくりでいいので頑張ってください!! (2022年9月5日 10時) (レス) id: ccbb87a59f (このIDを非表示/違反報告)
蘭(プロフ) - やばい面白すぎwwwwww更新頑張ってください!!!! (2022年8月29日 17時) (レス) @page7 id: 4426751014 (このIDを非表示/違反報告)
徹夜のシロツメクサ - ごめんなさい！私こういうの初めてなので…次から気を付けます！指摘ありがとうございました！ (2022年8月21日 11時) (レス) @page6 id: 9362d20e8c (このIDを非表示/違反報告)
三日月(プロフ) - はぁぁぁ！面白いぃぃぃ！続き待ってます！更新、ゆっくりでいいので頑張ってください！ (2022年8月17日 8時) (レス) @page5 id: 918b15eb68 (このIDを非表示/違反報告)
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