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曲を歌い終わる頃には
もう涙と鼻水でぐしゃぐしゃだった。
和也「馬鹿だねえ」
フン。と鼻で笑われても
別に良かった。
ただ好きなだけだ。
何が悪い。バーカバーカ。
和也「そんなに潤くんが好きなの？」
ああ、好きだよ。
好きで好きで仕方ないよ。
和也「俺にしたら〜？」
翔「……ヤダ。」
和也「あ、そう？」
つまんねえな。と笑うニノの言葉は
本気なのか嘘なのか時々分からない時がある。
和也「俺本気ですけど？」
翔「……え？」
和也「冗談だと思ってたでしょ」
いや、別に冗談だとは思ってないというか
お前いつも平気な顔して嘘つくから分かんないっていうか。
頭の中で言い訳を考える俺に
ニノはくふふ。と笑った。
和也「でも翔ちゃんはきっと俺のこと好きになるよ」
翔「え……？えっ、ちょ！」
抵抗する間もなく。
唇が重なった。
ちゅ。と可愛い音をたてて離れたソレに
俺はただ呆然とするしかなくて。
和也「油断は禁物だゾ☆」
キャッキャと一人楽しそうなニノを怒る気にもなれなかった。
翔「……」
ただ。
この男は本気なんだなと、思ったのだ。
いつか俺がニノを好きになる日が来るような気がして。
少し、悔しかった。
和也「西野カナでも歌ってあげようか？失恋ソング」
翔「……結構です」
恋を忘れるには
新しい恋と言う。
和也「もう一回キスしていい？」
翔「……アホだろ」
この傷が癒える日は
すぐに来るのかもしれない。
……なんて。
(オワリ)
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Rin(プロフ) - はるさん» はるさんこんばんは！ちょっとキャラが変な方向に……(汗) (2018年2月13日 0時) (
レス) id: f4324925b7 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - りんさん、こんばんは！ふふふ、相葉先生最高ですね。 (2018年2月13日 0時) (レス) id: 2e57ade7fe (このIDを非表示/違反報告)
Rin(プロフ) - はるさん» はるさん！どうしてもトーストのやつが書きたくて書いてしまいました(笑)なんの下書きもせずに放り込んでしまったのでグダグダは覚悟でお願いしまーす！(ダメじゃん) (2018年2月11日 11時) (レス) id: f4324925b7 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - ひぇぇぇ〜！りんさーん！びっくり！あの会話がこんなお話になるなんて！天才！←いやどんだけくだらなかったの（笑）なんだかとっても嬉しいです。ありがとうございます！ (2018年2月11日 8時) (レス) id: 2e57ade7fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rin
| 作成日時：2016年1月23日 17時
