命を賭す理由 降谷零side ページ30
バーボンside
怜「…約半年から一年の間にノックの始末が行われる。これがどういうことかわかるでしょ?」
その意味はただひとつ。
俺とキールが…世界各国の諜報員が…
消される
零/瑛海「っ!」
息をのむ。
瞳孔が大きく開く。
怜「当然二人も狙われる。でも、死なれたら困るもの。」
零「…なぜ?」
怜「瑛海を合格にしたのは私。降谷は直接的な部下だからこいつの正体を知っていた。でも、こいつがスパイってことを組織に言わなかった。そうなったら私は確実に殺られるし、私の今までの努力が無駄になる。それは嫌だからね。」
そうだよな…
カルーアにとって、俺はただの部下だもんな…
瑛海「なるほど…」
怜「まあ、もちろん他にもあるわ。二人には死んで欲しくないから…かな?」
零「そうですか/////」
素直に嬉しかった。
瑛海「もう!怜大好き!」
怜「私も大好きよ!だからまあ、これからは行動には気をつけなさい。目をつけられてるから、ね?」
瑛海「忠告ありがとう。」
そういえば。
怜、明日から帝丹小学校だよな。
零「あ、理事官。明日のことですが。」
明日?あぁ、仕事か。
怜「ああ…朝、迎えに来てくれる?」
零「わかりました!じゃあ、僕たちはこれで失礼します。」
瑛海「じゃあね、怜。」
怜「また明日。」
そういって俺とキールは部屋を出た。
瑛海「まさかあなたもNOCだったとはね。」
零「それはお互い様だ、キール。」
瑛海「まあ、お互い気をつけましょ?」
零「ああ。」
俺たちは車に乗った。
バーボン「で、どこに行けば?」
キール「家に。どうせ特定済みでしょ?」
バーボン「ええ…」
キールを家に送った俺は自分の家に帰った。
そして小さい時のアルバムを持ち出し、怜との写真を眺めた。
バーボン「また君と、笑い会える日は来るのかな…」
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黒猫 - No.3でした (2016年6月18日 18時) (レス) id: 5f521ddfc8 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - No.4カルーアがカミールになっていますよ (2016年6月18日 18時) (レス) id: 5f521ddfc8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:綺藤 | 作成日時:2016年4月30日 17時