男として2。オール ページ8
翔「いや、俺が開けるんだよっ！！」
智雅潤「………。」
和「もう、翔ちゃんてば…。」
あれから楽屋に戻っても櫻井のふた開けチャレンジは続いていた。
これはもう意地である。男としての権威と名誉に掛けてもやらなくてはいけない。
櫻井は手も顔も真っ赤にして、自分が閉めたふたと格闘していたのである。
雅「もう止めなよ。手が真っ赤だよ。」
潤「別に開けなきゃ困る物じゃ無いんだよね？」
和「うん。ただ、対決に使っただけ。雑誌の人も「どうぞ」ってくれた位だからね。」
智雅潤「じゃあ
翔「開けるんだよ！！こんな物も開けれなかったら男が廃る。俺は男になるんだよ〜！！」
智雅和潤「………。」
櫻井は閉めた時と同じ様、いやそれ以上に全体重を掛けふたに挑むのであった。
が。
翔「ふんっ！ふんっ。」
智雅和潤「………。」
翔「ふんっ………ぷしゅっ…。」
和「わわっ、翔ちゃんしっかりして！」
とうとう力尽きた櫻井は、ビンを抱き締めたまま机の上に突っ伏したのである。
翔「…ぜ、何で開かないんだよっ…。」
和「翔ちゃん…。」
落ち込む櫻井に掛ける言葉が見付からず、二宮は沈んだままの頭をポンポンし慰めていると。
キュッ。ポンッ。
翔「？」
智「開いた。」
雅和潤「えっ？あっ。」
翔「？っつ！！」
顔を上げるとそこには顔色ひとつ変えずビンとふたを放して持つ大野の姿。
雅「リーダー。」
潤「キツかった？」
智「んんっ？？ちょっと最初だけ力入れたけど、何かもっと大変かな？って思う間もなく簡単だった。」
大野からしたら、特別大変ではなく、ただちょっと力を使っただけの物。だったのである。
翔「………。」
智「あっ、ごめん。こんな簡単に開くとは思わなかったもんで。」
翔「簡単…。」
智「あっ、いや、少しは力入れた…から。」
翔「少し。」
雅和潤「………。」
智「ごめん。…もう一度閉めておくね。」
大野は申し訳無さそうにしながら、キュッと軽く蓋を閉めて櫻井の手元に差し出した。
それを手に取る櫻井。
今度こそ簡単に開くだろう。
あんな簡単に閉めたのだ。
誰もがそう思い静かに見守ったのだが。
翔「開かない…。」
智雅和潤「………。」
見なかった事にするべきか？いや、しかし今も見てるし。
四人はせめて目だけでも合わせない様にするしか出来ないのであった。
翔「何で開かないんだろ？」
終わり。
昨日の続きでした。(笑)
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YUY(プロフ) - ちえさんさん» ほんと。逆に相葉さん相手にしないとニノちゃんを負けさせる事は出来ないと思うから、どんどんぶつけて欲しいんだよなぁ。(笑)負けて悄気るワンコが見たいので。 (2020年3月29日 4時) (
レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
ちえさん(プロフ) - ババ嵐。本当ににのちゃんは相葉さんがいなかったら強いですよねー。解説わんこしか見れないのは寂しいですが、相葉愛が見れるなら我慢します。(笑) (2020年3月28日 20時) (レス) id: 1d9f1ca27f (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - ひらっちさん» そうか！相葉さんは顔を隠してニノちゃんはしずかちゃん巻きで相葉さんの何を守るんだよね。(笑) その姿で闊歩して欲しい。(笑) (2020年3月24日 18時) (レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - ちえさんさん» きっと相葉さんの何を守る為に忠犬となって頑張ってるのでしょう！ (2020年3月24日 18時) (レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
ひらっち(プロフ) - ニノ…まさか、しずかちゃん巻きしてないでしょうねww (2020年3月24日 17時) (レス) id: ee1a7aadec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YUY
| 作成日時：2020年2月15日 13時
