お相手は？（蔵出し）オール ページ5
ある日のコンサート朝の写真を掲載した二宮。その姿はずぶ濡れで、ただの寝汗では考えられない。
一体何があってそうなったのか？
櫻井はその写真とにらめっこしては(時に相貌を崩し)必死に記憶の糸を手繰り寄せた。
翔「この内装って確か大阪だよなぁ。あの頃って誰といたかな？」
そう。櫻井は完全に三人を疑っていた。
ホテルの室内であれだけ汗をかく行為を二宮一人でやるとは考えられない。
つまりメンバーの誰かがそこにいる。
櫻井の頭はあの日に戻り逆再生。
すると櫻井が見ていた二宮の様子がつぶさに再生されるのであった。(ニノ限定だよ。by櫻井)
翔「まぁ、普通に考えたら相葉君だよな…。」
二宮とは兄弟以上に兄弟である相葉。
彼なら夜そのままどちらかの部屋で寝ていた可能性も一番考えられた。
＊
雅「ニノちゃん、もうこっちで寝て良い？」
和「良いけど風呂は？」
雅「ん。…面倒だから朝で良いよ。」
和「そ？じゃあ俺入っ？！な、何？！」
雅「だから朝にしない？って言ったの。」
と、風呂に入ろうとした二宮の体を引き寄せるとそのまま布団の中へと連れ込んだ。
酒が入ってかなり眠いのだろう。
二宮の体を抱き締めたまま眠る相葉。
和「何で？！俺は別に今から入っても良いじゃん！」
雅「ダメ。だってまたどうせ朝入らなきゃいけなくなるから。」
和「っつ？！」
雅「ね。ただ、まずちょっと寝よ。もう眠くて…。」
目を閉じたまま微笑む相葉に赤面した二宮は、そのまま大人しく相葉の腕の中に収まるのであった。
翔「………。」
翔「……。」
翔「…？これだとあんな風に濡れる理由が無いよなぁ。幾ら相葉君の体温が高いからって言っても無理があるし。…じゃあ兄さんか？」
そう言って、櫻井は大野バージョンに頭を切り替えるのであった。
＊
智「ニノ、ニノ…。」
和「…ん？…な…に…？」
智「おはよ。」
和「………ん、今何時…です…？」
智「ん〜とねぇ、5時ちょっと過ぎた所。」
和「おやすみ。」
智「ええっ〜起きようよ〜。」
和「なんでぇ？まだ２回は寝れるじゃん。」
智「目が覚めちゃったんだから、ニノも起きて運動しようよ〜。」
和「一人で好きだけやってください。」
智「一人だと直ぐ飽きちゃうもん。」
和「だったら松本さんでも誘って…。」
智「こんな朝早く起こしたら何されるか分かんないよ〜。」
和「…じゃあ相葉君…。」
智「ニノが良いんだって、ねぇ！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 183人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
YUY(プロフ) - ちえさんさん» ほんと。逆に相葉さん相手にしないとニノちゃんを負けさせる事は出来ないと思うから、どんどんぶつけて欲しいんだよなぁ。(笑)負けて悄気るワンコが見たいので。 (2020年3月29日 4時) (
レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
ちえさん(プロフ) - ババ嵐。本当ににのちゃんは相葉さんがいなかったら強いですよねー。解説わんこしか見れないのは寂しいですが、相葉愛が見れるなら我慢します。(笑) (2020年3月28日 20時) (レス) id: 1d9f1ca27f (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - ひらっちさん» そうか！相葉さんは顔を隠してニノちゃんはしずかちゃん巻きで相葉さんの何を守るんだよね。(笑) その姿で闊歩して欲しい。(笑) (2020年3月24日 18時) (レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - ちえさんさん» きっと相葉さんの何を守る為に忠犬となって頑張ってるのでしょう！ (2020年3月24日 18時) (レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
ひらっち(プロフ) - ニノ…まさか、しずかちゃん巻きしてないでしょうねww (2020年3月24日 17時) (レス) id: ee1a7aadec (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：YUY
| 作成日時：2020年2月15日 13時
