宮古島完全。緑黄 ページ35
和「相葉さん、相葉さん。」
二宮はもう何本目かも忘れたビールを冷蔵庫から取り出しては相葉の背中に声をかけた。
雅「ん？」
ここは南の島のホテルである。
普段なら観光客で賑わう沖縄も今は人が少なく、急のお願いも心地よく聞き入れて貰え、二人は仲良くお泊まりする事が出来たのである。
晩御飯も済んで後は眠くなるまで二人でウダウダするだけである。
５人だとそれなりに仕事の話や語らうべき事もあるが、未成年時代から一緒の二人だからこその空気が流れていたのである。
和「どうして急に泊まろうなんて言ったんです？」
雅「ん？別に。ただ二人とも明日休みで部屋はあるし、帰りの飛行機も変更出来たから…。」
ただそれだけだよ。とＢＧＭ代りに流しているTVから視線を外さないで答える相葉を、酔って潤んだ瞳で見つめる二宮であった。
和「…。」
確かにこんな機会はあまり無い。
良くも悪くも人気が出てからは特に時間も無く、二人でゆっくり南の島なんて考える事さえなかった。
今回は色んな条件が合わさり、こうして二人だけである。
それも相葉がロケの合間に告げた一言がなかったらこんな時間は存在しなかったのである。
雅「？ニノちゃんは帰りたかった？」
和「えっ？」
雅「だってそんな事聞くから。」
和「違う。そうじゃ無くて…。」
雅「じゃ無くて？」
和「嬉しかった…
全身真っ赤になって告げる二宮。
きっと酔ってるからだ。
酔って無かっら絶対言わないであろう言葉が、ポロリと出てしまったのである。
雅「っつ！ニノちゃん。」
和「わぁ、わぁ、ち違う、そそそうじゃ無くて！！」
雅「ダァメ！もう聴いちゃったもんね。ニノちゃん、は相葉君と一緒に泊まれて嬉しかったんだもんねぇ。」
和「誰もお前と一緒だから嬉しかったなんて言って無い！！」
雅「じゃあ何に嬉しかったの？」
和「それは…。」
雅「うん。」
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YUY(プロフ) - ちえさんさん» ほんと。逆に相葉さん相手にしないとニノちゃんを負けさせる事は出来ないと思うから、どんどんぶつけて欲しいんだよなぁ。(笑)負けて悄気るワンコが見たいので。 (2020年3月29日 4時) (
レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
ちえさん(プロフ) - ババ嵐。本当ににのちゃんは相葉さんがいなかったら強いですよねー。解説わんこしか見れないのは寂しいですが、相葉愛が見れるなら我慢します。(笑) (2020年3月28日 20時) (レス) id: 1d9f1ca27f (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - ひらっちさん» そうか！相葉さんは顔を隠してニノちゃんはしずかちゃん巻きで相葉さんの何を守るんだよね。(笑) その姿で闊歩して欲しい。(笑) (2020年3月24日 18時) (レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - ちえさんさん» きっと相葉さんの何を守る為に忠犬となって頑張ってるのでしょう！ (2020年3月24日 18時) (レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
ひらっち(プロフ) - ニノ…まさか、しずかちゃん巻きしてないでしょうねww (2020年3月24日 17時) (レス) id: ee1a7aadec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YUY
| 作成日時：2020年2月15日 13時
