44話 ページ46
さとみside
ころん「さとみくんは、僕のために…母さんとの約束をずっと守ってたんだよね。」
ころん「さとみくんは、、僕の大事な、お兄ちゃんだから!!」
ころんから、お兄ちゃん、という言葉を聞くのは初めてだった。
ころんとは兄弟だけど、義理なこともあってやっぱり遠慮してるのがわかっていた。
それに、家族が亡くなってすぐに知らない人の家に来るなんて、怖かっただろう。
そんなころんが、少しでも楽しい、って思えるように。
それが俺の夢だった。願いだった。
俺には無理だってわかったから。だからAに告白するってころんが決意したとき、嬉しくてしょうがなかったんだっけ。
ころん「さとみくん、、ほんとにありがとう!」
さとみ「っ、うん。」
正直、辛かった。
ころんがほんとの弟じゃないってわかってても俺がしっかりしないと、ころんを守らないと。
そんな責任感。
でも、俺には支えてくれるなーくんとジェルくんって存在がいたから。
ころんには、いなかったんだ。
助けになれない自分も、支えられない自分も、全部が嫌な時期だってあった。
ころん「泣かないでよw」
ころんに言われて、自分が泣いてることに気がついた。
さとみ「うるせぇw」
ころんside
体育祭のあと、Aに想いを伝えたら、さとみくんにもありがとうを伝えようって決めてた。
あと、お兄ちゃん、って言おうって。
さとみ「あー、もうすぐ俺はAのお兄ちゃんにもなるのかぁw」
真っ赤に腫れた目で笑いながらそう言うさとみくんは、僕の大好きなさとみくんだった。
僕のせいで辛い思いさせてたってわかってる。もう、そんな思いさせないから。
ころん「はえーよw」
この会話、どうせ外でAが聞いてるんだろうなw
ジェル「え!?告白成功したん!?」
ななもり「ちょ、バカ!」
るぅと「はぁ、、空気読むってことが出来ないんですね。」
莉犬「まぁまぁw…で、成功したの?」
莉犬くんに聞かれ、僕はAを見る。
A「…は、はい。。付き合うことになりました。」
ジェル「( 厂˙ω˙ )厂」
ななもり「( 厂˙ω˙ )厂」
さとみ「( 厂˙ω˙ )厂」
A「恥ずかしい…。」
ころん「それなw」
僕はAに近づき、耳元で言った。
ころん「これからも、僕の隣で、支えてください。」(ぼそっ)
A「…もちろん。ギターを弾くころちゃんの隣で支えます。」(ぼそっ)
❦ℯꫛᎴ❧
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あーちゃん - いいなぁ、、、すとめも、、、。私も行きたかったなぁ、、、楽しんできてね、、、。 (2019年4月21日 10時) (レス) id: 9160e058ff (このIDを非表示/違反報告)
莉斗(プロフ) - いくみさん» 了解ですっ!!ありがとうございますっ!!ダメとか言われるかな、、、、と自分で書いたのに後悔しちゃってたので、、!!!! (2019年4月6日 20時) (レス) id: c0bc7e6570 (このIDを非表示/違反報告)
いくみ(プロフ) - 莉斗さん» Twitterでお願いされてる人優先になりますが、いっぱい取れたらいけます! (2019年4月6日 20時) (レス) id: 09322cf5d1 (このIDを非表示/違反報告)
莉斗(プロフ) - わぁ!!おめでとうございます!!私も5/1行くんですよっ!!あの、、いきなりですみませんが…よかったら銀テとれたら譲ってはいただけないでしょうか?私席まだわかんないんですよね、、 (2019年4月6日 18時) (レス) id: c0bc7e6570 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん - てか、千葉住み?...私は、千葉住みです (2019年4月2日 10時) (レス) id: 9160e058ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いくみ | 作者ホームページ:飲んでなくない?🍺∩(´^ヮ^`)∩🍺 うぉううぉう!...
作成日時:2019年3月29日 12時