34話 ページ36
さとみside
体育祭前前日、今日は部活禁止で早帰りだった。
ころん｢ねぇ、、なにこれ？｣
さとみ｢…あ、｣
ころんが部屋にいることは、別におかしいことじゃないから驚かなかった。
でもころんが手に持ってたのは、ころんのおばあちゃんからの手紙。
ころんは既に、中身を読んでいた。
ころん｢これ届いてるの、1ヶ月以上前だよね…？なんでさとみくんが持ってたの…？｣
さとみ｢えっ、、とそれは…｣
ころん｢なに？同情でもしてるの？…そんなの、いらないからっ！｣
さとみ｢ころん…。｣
ころん｢…うるさいっ！｣
ころんに伸ばした手を、簡単に弾かれてしまった。
そしてころんは、部屋を出ていった。
さとみ｢…ごめっ。｣
誰もいない部屋で、1人呟いた。
余計なこと、しなければ良かったんだ。
素直にころんに渡しておけばよかった。
出ていったころんは泣いていた。
もう、あんな顔させたくなかったのに。
自分からさせてどうするんだよ…。
馬鹿みたい。
ころんは同情とかされるの嫌いだって。
さとみ｢俺、ダメじゃん…。失格、だよな。｣
なんも、わかってなかった。
自分の大切な人のこと、なんもわかってなくて、自分の手で傷つけたんだ…。
ころんside
さとみくんの部屋の机の上の本の間に、1つ手紙が挟まっていた。
…僕宛て？？
おばあちゃんからだ。
さとみくんが持ってたってことは、絶対さとみくん中読んでるよね？
なんで…？
封筒のシールは、1度剥がした跡があった。
『恋論へ。
お母さんの携帯電話が見つかって、恋論宛のボイスメッセージがあったの。
少しショックを受けてしまうかもしれないから来なくてもいいけど、もし時間があるなら来てしい。』
さとみくんは、これを読んで僕に隠してた…？
帰ってきたさとみくんに、僕は疑問をぶつけた。
さとみくんは焦ってた。
さとみくんは、同情してこの手紙を隠してたってことだよね。
僕が、ショックを受けると思ったから。
そんな同情なんていらない。
さとみくんなら、普通に接してくれてるって思ってたのに。
さとみくんが伸ばしてきた手を払って、僕は部屋を出た。
走った。
思い切り走った。
明日、おばあちゃんの家に行くんだ…。
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あーちゃん - いいなぁ、、、すとめも、、、。私も行きたかったなぁ、、、楽しんできてね、、、。 (2019年4月21日 10時) (
レス) id: 9160e058ff (このIDを非表示/違反報告)
莉斗(プロフ) - いくみさん» 了解ですっ！！ありがとうございますっ！！ダメとか言われるかな、、、、と自分で書いたのに後悔しちゃってたので、、！！！！ (2019年4月6日 20時) (レス) id: c0bc7e6570 (このIDを非表示/違反報告)
いくみ(プロフ) - 莉斗さん» Twitterでお願いされてる人優先になりますが、いっぱい取れたらいけます！ (2019年4月6日 20時) (レス) id: 09322cf5d1 (このIDを非表示/違反報告)
莉斗(プロフ) - わぁ！！おめでとうございます！！私も5/1行くんですよっ！！あの、、いきなりですみませんが…よかったら銀テとれたら譲ってはいただけないでしょうか？私席まだわかんないんですよね、、 (2019年4月6日 18時) (レス) id: c0bc7e6570 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん - てか、千葉住み？...私は、千葉住みです (2019年4月2日 10時) (レス) id: 9160e058ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いくみ | 作者ホームページ：飲んでなくない？🍺∩(´^ヮ^｀)∩🍺 うぉううぉう！...
作成日時：2019年3月29日 12時
