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．
そろそろ泣きやめよ、と優しいキスからはじまり、
角度を変え、舌が入ってきたころから私の思考は蕩け始めた。
｢……なぁ、シてぇ。ベッド行こ？｣
きっとりんちゃんは私が嫌がることはしないから、
断れば悪ぃ、って謝るんだと思う。
だけど、
『うん、いいよ。……私もシたい。』
断るっていう選択肢は、私にはないよ。
だってりんちゃんとのセックスは、暖かいから。
＊
姫抱きをされながら移動し、
ベッドへと下ろされると一緒に覆いかぶさってくる。
りんちゃんの匂いがいっぱいで、思わず首に腕を回して抱きついた。
『りんちゃんの匂いでいっぱいだね、ここ。』
｢んな可愛いこと言ってんじゃねぇよ。｣
いじめたくなるだろーが、と唇を塞がれた。
甘いのもいいけど、りんちゃんに意地悪されるの
全然嫌いじゃないよ、私。
激しいキスの後に、首筋に顔を埋めたりんちゃんに
｢…なんか、すげぇ唆る匂いするわ｣
と言われ、舐めあげられた。
『ん、ぁ、首弱いから、やだ、』
｢知ってる。｣
嫌じゃねぇだろ、と耳元でいつもより低い声で囁かれれば、鳥肌がたちじわりと下着が濡れるのを感じた。
＊
着ているものは全て脱がされ、
胸の突起を指で摘まれながらキス、
さらに、下の口にはりんちゃんの細長い指が2本。
わざと音を聞かせるように動かされる。
『りんちゃ、そんないっぺんに、やだ、っ』
｢ったく、わがままなやつ。
うるせーから1回イッとけ。｣
ここだろ？弱ぇの。と指の腹で弱い所を押され、
一段と喘ぎ声が大きくなるが、
りんちゃんが唇を離してくれないため苦しい。
酸素を求めて逃げようとするも、より舌が絡みついてきて離れない。
『ん、む、っん゛ん゛っ…！』
びくんと体が跳ね、やがて力が抜ける。
はぁはぁと呼吸を整えていると、
足を開かされ、りんちゃんの熱を入口に感じた。
｢入れんぞ｣
『ん、はやく…っ、』
早く欲しい、早く、気持ちよくなりたい。
そんな私の頭が真っ白になったのは、
りんちゃんのものではない声が聞こえてきたからだった。
．
｢へぇ〜、楽しそうじゃん。俺も混ぜてよ。｣
．
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唯梨(プロフ) - ハクさん» ありがとうございます！そう言っていただけてとても嬉しいです。新作出しておりますので、よろしければ読んでください♡ (2021年10月24日 9時) (
レス) id: 7ac5652e2e (このIDを非表示/違反報告)
ハク - 面白すぎた!完結おめでとうございます!次の作品も頑張ってください! (2021年10月24日 8時) (レス) @page34 id: 1e4f8dce75 (このIDを非表示/違反報告)
唯梨(プロフ) - ATR214YSさん» 寂しいだなんて、嬉しいです。ありがとうございます！またご興味あるネタで出していたら読んでくださると嬉しいです♡ (2021年10月23日 9時) (レス) id: 7ac5652e2e (このIDを非表示/違反報告)
唯梨(プロフ) - ラいむさん» 最後までお読みいただきありがとうございます！続きはグダグダになってしまいそうだったので書けませんでした…泣。新作の方も良ければお読みくださいね！ (2021年10月23日 9時) (レス) id: 7ac5652e2e (このIDを非表示/違反報告)
唯梨(プロフ) - トッポギさん» 5回はすごい！！読んでくださりありがとうございました♡！！ (2021年10月23日 9時) (レス) id: 7ac5652e2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唯梨
| 作成日時：2021年10月16日 20時
