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いつも 2日 ページ49

あと2日









喉の違和感から朝は始まり

朝食を済ませた辺りでスマホが鳴った





「電話ロト!」





耳を傾ければ久方の声が聞こえる





『こちらに来ているのですか?』

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜





迷った末

私はナックルシティへと訪れていた





物凄く不本意だけれど

ナックルシティをぐるりと一周して

会ったら…

会わなかったらそれまでだ





会う確率は低いに違いないのだが





運の良い奴だと思う









「お、Aじゃん」





丁度一周した時に会うのだから





「ここの案内役なら俺様が務めるぜ

エスコートされてみないか?」





お誘いされるのは

何だかもう定番メニューになっている





『お断りします』

「だよなぁ」





本来ならここでおさらばしたいけれど

そうにもいかない



















『キバナ』





この人に敬語も敬称もしない

今決めた









『私にエスコートされてみない?』





手を差し出してみるも





「はぁ?」





それしか帰ってこなかった

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜









私が最初にガラルへと来た場所

潮の匂いと共に風が流れる





その風に揺られるマントは

一際かっこいい









『お待たせしました、ワタルさん』





いつ見てもこの人はかっこいいと思う

憧れを持つ人が多いのも頷ける

一言二言交して

ワタルさんはキバナへと目を合わせる





「初めまして、ワタルという者だ」





だからてっきりキバナも

ワタルさんのファンとまではいかないが

憧れ的なのは少しくらいあると思って連れてきた





所がどうだろう





『……キバナ?』





いつかのヌメルゴンみたいに

でかい図体を隠すように

私の背中へとくっつき始めるではありませんか









「え、むり、ムリ無理むり…え、ちょっ、むり」





普段の態度はどこへやら

コミュ力というか語彙力が大分低下している





「Aからとても良いドラゴン使いの

ジムリーダーがいると聞いているよ」





何とかキバナを引っペがして

ワタルさんと対話させるも

慣れる…いや、慣れてはいないが

何とか会話が続くまでは慣れてきた





時間は15分程度

お忙しい中わざわざ寄ってくれたのだから

我儘は言えない





ワタルさんを見送ったあと









想像を超えるほどの勢いでお礼を言われた

いつも 1日→←いつも 3日



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梅水晶(プロフ) - 海野藻屑さん» ありがとうございます!更新頑張りたいと思います! (2020年1月25日 0時) (レス) id: 45750090ec (このIDを非表示/違反報告)
海野藻屑 - 好きです!次の更新待ってます! (2020年1月24日 22時) (レス) id: f3d3ee67c0 (このIDを非表示/違反報告)
梅水晶(プロフ) - ぐうたら猫さん» 今回もありがとうございます!とっても助かりました!! (2020年1月19日 0時) (レス) id: 45750090ec (このIDを非表示/違反報告)
ぐうたら猫(プロフ) - お晩です。 誤字があったのでご報告にあがりました!ただひとりの最後、「除いて」が「覗いて」になってました! (2020年1月18日 23時) (携帯から) (レス) id: e6816c78e0 (このIDを非表示/違反報告)
梅水晶(プロフ) - まふぃーるさん» 嬉しい言葉をありがとうございます!そう言っていただけると更新頑張れます! (2020年1月18日 23時) (レス) id: 45750090ec (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:梅水晶 | 作成日時:2020年1月1日 17時

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