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Aside
初めて会った時から思ってた。
彼は自分に自信があって、それだけの魅力をきちんと持っている
だけど
殻を割ってみれば、自信を持ちきれずに悩んでる青年だ
自分でワールドワイドハンサムって言ったり、オヤジギャグを言ってみたり
自分でも気付かないうちに防御線を引いているみたい
ソクジンとの撮影はその殻を破って、彼に芯から自信を持たせる絶好のチャンスだと思った
現に今、撮影を始めた途端に私を押し倒す彼は自信なさげな表情をしている
撮影の人数を最小限にきたのはこの表情を惜しげもなく出してもらうためだった。
はだけたシャツから覗く幅広い肩を足で押してみれば、まるで子犬のような目で見てくる
指でソクジンの唇を触って、前に1度キスしたことを思い出す。
あの時もそう
一瞬だけ男の顔になっていた。
思い出してほしい
我慢しないで、欲を。
段々と目つきが変わるソクジン
「いい顔してるじゃん」
その瞬間、私の肩を勢いよく掴んでそのまま押し倒してきたソクジン
殻、破れたかな
JN「Aごめん、痛かったよね？」
「そのまま、私の脚撫でて」
JN「…うん」
少しずつ、私の指示と彼の意思でポーズを取っていく
小道具であったバラの花を唇に当ててみせたり
その花びらを私が掴んでソクジンの肩に落としていったり
JN「肩はあんまり撮らないで…」
「なんで？ソクジンのココが1番魅力的なのに」
JN「ほんと？」
「私は、好き」
目線を逸らしてフッと笑うソクジン
あ、この笑い方いい
JN「Aって、何者？」
ちょっと困ったような顔
「うーん、私はソクジンの本当の顔を見たくて」
JN「本当の顔？」
「自信のない顔してるの。いつも。ふざけてる時も踊ってる時も」
JN「そっ、か…」
それはそれでいい表情なんだけどね
ちょっとからかってみたくて、ソクジンを再び押し倒して膝をついて彼の上に跨る
JN「えっ、ちょっ…Aっ…」
みるみるうちに顔が赤くなっていくソクジン
「この前みたいにチュー、する？」
JN「…A、離れて。俺何するかわからない」
目を手で隠してる
手をどけてみようと触れると振り払われる
JN「マジで理性飛ぶ…」
チラッと見せたその目に、自信のないソクジンは居なくて
ただ剥き出しになった男の目をしていた。
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ましゅまろぺんぎん。(プロフ) - めっちゃ面白いです！久しぶりに小説よんで声出して笑いました笑笑 (2019年12月17日 17時) (
レス) id: d6b2875ec7 (このIDを非表示/違反報告)
white(プロフ) - なーなーRMさん» ご指摘ありがとうございます！修正致しました！ (2019年10月26日 22時) (レス) id: a3ef8e9dcd (このIDを非表示/違反報告)
white(プロフ) - mzarさん» グクとのこのもどかしさ堪らないですよね〜！笑 ありがとうございます！更新頑張りますね♪ (2019年10月26日 22時) (レス) id: a3ef8e9dcd (このIDを非表示/違反報告)
なーなーRM(プロフ) - 6が2つありますよー。 (2019年10月26日 22時) (レス) id: 18f355ce64 (このIDを非表示/違反報告)
mzar(プロフ) - ジョングクと色々ありそうで意外とまだ口にキスしてないのもどかしい〜笑 面白くていつも更新楽しみにしてます！（＾Ｏ＾） (2019年10月22日 15時) (レス) id: 396d74e57b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：white
| 作成日時：2019年9月8日 20時
