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遭遇_2 ページ10
そして、
RRRRRRR
チャイムの音が響き渡り、
Aの立つホームの方へと電車が入ってきた。
男が乗り込むのを確認したのち、
同じ車両へと乗り込んだAは、
横目で男をちらりと確認しつつ、降谷たちの立つホームとは反対方向へ顔を向ける体勢で、
動き出す電車とともに駅を離れていった。
反対側のホームでは、
景光とともに楽しそうにベースを弾いていた女の子は、
長髪の男に、家に帰るようにと叱られながら切符を握らされ、渋々反対側のホームへと向かっていた。
少しだけ距離を空けるようにしてその様子を見ていた降谷の視線は、
さりげなく、向かいのホームへと向けられたままだった。
Aのいた、場所に。
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作者名:white12 | 作成日時:2019年11月17日 12時