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昔々の妖怪の過去 壱 ページ3
「ねえっ…ホラ!!起きてよ…!」
「…なんだぁ?」
眠そうな顔で渋々起き上がる
「もう…今日は、仕事あるんでしょ??」
「そうだけど。なんでおめぇがいちいち、俺んとこ来るんだよ」
「ホラの幼馴染みとしてだから」
にっと笑ってホラに見せる
「あと、その呼び名辞めろ」
「え〜!ホラって良いじゃん。ホラはホラ話しかしないんだからっ…!」
「俺にはちゃんとした名前あんだろ」
「や〜だねっ!ホラのことはホラとしか呼びましぇ…」
口の中に何かが入った柔らかくて中に入ってるあんこがおいしい。
「ほんと。うるさい嬢ちゃんだ」
「団子…」
「口の中に入れたまま喋るなよ行儀わりぃぞ」
ごくんと飲み込んでから言う
「…ホラに言われたくない!!」
そのままホラの家を出るピシャッとかってぐちを閉めるように見せてから
もう一度開ける。
「じゃあねっ…!また夕方来るね〜」
「もう、くんな!」
そして閉める。
あ〜。本当にホラは面白い奴だ。
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作者名:ミチ | 作成日時:2015年3月27日 21時