拾伍話 鬼 ページ15
「かしこまりました。肆半刻後にまた参ります」
なんでそんな事を言うのだろうと思ったが心の内に押さえ込みその場を後にする
だけれど、やはりあの男は苦手だ
早く帰ってくんないかなぁ
はぁとため息をつく
部屋に戻り肆半刻経つのを待ち約束通り部屋に向かう
「失礼致します。お約束の時間に....」
襖を開けた瞬間
血の匂いがした
一瞬であの頃の記憶が蘇る
下を向いた顔が上げられない
月彦と教祖様がいる
視界の隅に倒れた教祖様が見えた
血の匂いよりも倒れた教祖様よりも“月彦“が私の元に近づいてきてる事が何よりも怖い
カタカタと体が震えて冷や汗が止まらない
とうとう月彦は私の目の前に来てしまった
「お前は今までの鬼たちとはまた違った気配を感じる」
「お前も鬼となれA」
「鬼....?」
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わか(プロフ) - もいさん» ありがとうございます!頑張ります! (2020年11月4日 22時) (レス) id: 71ba107773 (このIDを非表示/違反報告)
もい(プロフ) - 素敵な作品で一気読みしてしまいました...!更新楽しみにしています! (2020年11月2日 2時) (レス) id: d0fdbd77e2 (このIDを非表示/違反報告)
わか(プロフ) - 和睦さん» そう言って頂けて本当に嬉しいです!! (2020年1月1日 0時) (レス) id: 31dd19e4d1 (このIDを非表示/違反報告)
和睦 - めちゃんこ面白いじゃないですか…評価の右端押してるんですけど投票済みって…あれ??? (2019年12月22日 12時) (レス) id: 42869b6ef5 (このIDを非表示/違反報告)
わか(プロフ) - うささん» 嬉しいお言葉ありがとうございます! (2019年11月19日 17時) (レス) id: 31dd19e4d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:わか x他1人 | 作成日時:2019年7月21日 23時