その弐拾捌 ページ30
傘を振るい鬼を殲滅する
結界を張っていた為祠は無事だった
「無陽様!返事をしてください!」
(A、私は無事だ。長らく言葉を返さず悪かった。鬼舞辻の手が近づいてきたのだ)
(鬼舞辻はお前を探している)
血の気が引いていくのが分かる。
無陽様は力を失ってきているとはいえ早すぎる
私は言葉を失ってしまった
(今のお前ではアイツに太刀打ちできまい)
図星をつかれる
そうだ。今の私は弱体化している
雑魚鬼か下弦の鬼ならまだ勝ち目はある
無理だ。鬼舞辻相手を私一人なんて
(A、獣たちに背負わせはしない)
(神なんて名ばかりの小さな私が出来る事はコレだけだ)
(無陽の杜は今日で消える)
(遅かれ早かれこの杜と私は消える運命だった)
(この命掛けお前を獣を苦しめる鬼舞辻を必ずや滅する)
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わか(プロフ) - あさん» こちらにもコメントありがとうございます!ゆる〜く作っていこうと思います笑 (2019年10月25日 18時) (レス) id: 31dd19e4d1 (このIDを非表示/違反報告)
あ - 心無しの唄からきました、とても良かったです(;_;)是非色んな作品を書いてください、楽しみにしています。 (2019年10月24日 21時) (レス) id: 87b58a18e6 (このIDを非表示/違反報告)
わか(プロフ) - なーいすぅんさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます! (2019年8月18日 17時) (レス) id: 31dd19e4d1 (このIDを非表示/違反報告)
なーいすぅん - 感動的なエピソードを読ませていただきありがとうございます。 (2019年8月16日 17時) (レス) id: 10dab831c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:わか | 作成日時:2019年6月22日 23時