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JM「で、うちのジョングクは何に悩んでおるのかな」
最初から目当てはそっちだったな。
ということは、ナムジュニヒョンかユンギヒョンの差し金だな。
今夜の晩御飯代もヒョン達のお財布から出るのだろう。
遠慮なく食べさせていただきますよ、ヒョン。
「何がですか」
運ばれてきたお酒を一口飲んで、枝豆を一口いただく。
JM「ツアー終わってから作業室にこもりっぱなしじゃん。
出てきたと思えば、心ここに在らずって感じだし」
TH「ここ何年かはいつもそうだよね。
ツアー終わった瞬間死んだうさぎみたいな顔してる」
テヒョニヒョンは黙っててくれないかな。
「別に普通ですよ」
JM「普通じゃないから訊いてるんだよ」
確かに、ツアー中やカムバック期間中は忙しくて余計なことを考えないでいられる。
でも、いざ休みをもらうと、Aさんのことを思い出してしまう。
もう何年も会ってない。
話しても、カトクのチャットでちょっとだけって感じで、それも一ヶ月に一回あればいい方。
なのに、僕はまだAさんを想ってて…。
重すぎるってことは理解してても、ダメなんだ。
こんなに長い間、誰かに一筋でいるなんて自分でも想像してなかった。
JM「『花様年華』あたりだよね？確か、ジョングクがおかしくなり始めたの」
だから、ヒョン達はどうしてそう失礼なことを言うのかな。
グラスに残ったお酒を一気に飲み干して、席をたつ。
「トイレに行ってきます」
TH「あ、逃げた」
JM「出てすぐ左のところにあるよー」
Aさんのことをヒョン達に伝えたら何言われるか…。
ジミニヒョンに言われた通りに行くと、トイレがあったが、
先客がいた。
男女兼用で一つしかないから、相手が出てくるのを待つ。
中で「うわあああうおおおおお」なんて声が聞こえるけれど、大丈夫だろうか。
飲みすぎか？
５分経っても一向に出て来ず、さすがに心配になって、扉をノックする。
「すみませーん、ケンチャナヨー？」
「あ、ごめんなさい！今出ます！」
唸り声が全く女性らしくなかったから、女性の声が聞こえたからびっくりした。
扉が開くと同時に
「ごめんなさい、閉じこもっちゃって」
と出てきたのは、
「Aさん…？」
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Haylee :D(プロフ) - のん民さん» のん民さん、ありがとうございます！軽く号泣してます嬉しすぎて(TT)どうしようか迷った末にあのように終わらせました。一番綺麗でしっくりきたので笑こちらこそ読んでくださりありがとうございます！評価もありがとうございます(TT)これからも宜しくお願います！ (2018年5月31日 0時) (
レス) id: 0356daf5fa (このIDを非表示/違反報告)
のん民(プロフ) - PS.評価を押させていただきました。ぴったり200票目でした(笑) (2018年5月30日 3時) (レス) id: 4b35232376 (このIDを非表示/違反報告)
のん民(プロフ) - なんだかとても大人っぽいもどかしい感じの恋物語で、普段はそこまで好まないのですが、なぜだかとても味わって読ませていただきました。最後、主人公さんの返答を書かないのが、とてもいいなぁと思いました!素敵な作品を作っていただき、ありがとうございました。 (2018年5月30日 3時) (レス) id: 4b35232376 (このIDを非表示/違反報告)
Haylee :D(プロフ) - のんさん» 笑笑 いえ、20代なったばっかです笑笑 (2018年5月17日 3時) (レス) id: 0356daf5fa (このIDを非表示/違反報告)
のん - 作者さん30代なんですか？ (2018年5月6日 1時) (レス) id: 2bf35c0a63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Haylee :D | 作成日時：2018年4月22日 20時
