【イナアレ×東方】魔法使いとアレスの天秤【パート2】

魔法使いと天秤82 ページ35

灰崎が新しく仲間になった後、明日人達は先に道成が入院している病院に向かっていた



杏奈「キャプテンのケガ心配ですね・・・」



A「そうだな・・・」



つくし「次の決勝戦への出場は絶望的・・・チームとしては大ダメージね・・・」



つくし「ホント病気とかケガとかが一番怖いのよ」



杏奈「能力以前の問題になりますからね」



A「病気・・・」



A「なあ、もし手術をしないといけないような重い病気にかかっている知り合いが試合に出たいって言ったら二人はどうするんだ？」



つくし「えっ！？」



杏奈「誰か重い病気にかかっているの！？」



A「いや、例えばの話だよ」



つくし「それは当然止めるわね」



杏奈「そうね、病気が悪化して死ぬこともあり得るわ」



つくし「そうなったらサッカーどころのじゃないもの」



A「そう、だよな・・・やっぱりそうするよな・・・」



そんな事を考えている内に目的の病院が見えてきた



〜病院〜



道成「みんな、よく来てくれたな」



明日人「キャプテン、元気そうでよかったです！」



A「入院って聞いて心配したんだぜ」



道成「大事をとって入院ってことになったが大したことはないと思う」



のりか「よかったぁ〜・・・何事かと思ったじゃないですか」



道成「ははっ、悪かったな。灰崎のことは聞いたよ。心強い戦力だ。最後の試合頼んだぞ、灰崎！」



灰崎「ああ」



明日人「灰崎！挨拶くらいしろ！」



A「そうだそうだ！」



灰崎「ああ？・・・はぁ、よろしく頼む」



剛陣「なんだよ！！その言い方！！」



道成「まあいいさ。明日人、お前に言っておきたい事がある。」



明日人「はい？」



道成「王帝月ノ宮との試合、俺の代わりにキャプテンを務めてくれ」



明日人「ええーーーっ！？」



明日人「お、俺が・・・？」



道成「心配はいらない。当日は俺もベンチからサポートさせてもらう。」



明日人「でも・・・」



剛陣「明日人、やってみろよ。俺達も応援するぜ」



明日人「・・・分かりました。やってみます、キャプテン」



道成「ああ！！」



こうして新たなキャプテンが誕生したのであった

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