【イナアレ×東方】魔法使いとアレスの天秤【パート2】

魔法使いと天秤76 ページ29

その後、激しい攻防戦が続くが無敵のゴールキーパー円堂守から点を取れずにいた



剛陣「ダメだ・・・あいつからゴールを奪うイメージが全く浮かばねぇ・・・」



小僧丸「くっ・・・山のような存在感だぜ・・・」



道成「だったら、真っ正面からぶつからなければいい」



A「円堂守のマジン・ザ・ハンドは真っ正面からの攻撃に対しては無類の強さを誇るが側面からの攻撃に対しての守りは強くないんだ」



剛陣「そうだったのか！？」



小僧丸「気付いてなかったのかよ・・・。確かに最初は意表を突くことができたが、二度目はもう対応されちまっただろ」



道成「いや、円堂さんはまだ側面攻撃に対応しきれていない。攻撃にもう一工夫加えれば攻略することができる。そうだよな？明日人」



明日人「はい！」



小僧丸「何か策でもあるのか？」



明日人「ああ！俺達三人で円堂さんからゴールを奪うんだ！」



小僧丸「俺達三人で？」



明日人「小僧丸と剛陣先輩の連携プレイに俺も加わる。まずは小僧丸のファイアトルネードを真っ正面から打ってマジン・ザ・ハンドを誘うんだ！」



小僧丸「俺のファイアトルネードを囮に使うってことかよ！」



A「そう、気を悪くするなよ。お前のファイアトルネードが成功の鍵を握るんだからな」



道成「お前のファイアトルネードには円堂さんの意識を集中されるだけの力がある！」



小僧丸「・・・ああ」



明日人「小僧丸のファイアトルネードを俺がサイドに流します！そして最後に決めるのは剛陣先輩です！」



剛陣「えっ？お、俺？」



明日人「これは剛陣先輩にしかできないんです！どんな早いシュートでもドンピシャで反応できる野生の勘を持つ剛陣先輩にしか！」



剛陣「野生の勘・・・カッコいいじゃねぇか！」

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