女神様の気紛れで騎士王に成り代わった私はイナズマイレブンの世界にトリップしたようだ【オリオンの刻印】パート2

第８８話 ページ41

〜合宿場・ミーティングルーム〜



合宿場に戻り、皆がいるミーティングに行くと灰崎の怒鳴り声が聞こえた



灰崎「何なんだこの大会は！！これがＦＦＩなのかよ！？」



氷浦「ああ、イメージしていたのとだいぶ違うな・・・」



ヒロト「次は誰がやられるんだー？」



とその時、ミーティングルームの扉が開く音して後ろを向くと円堂守の姿があった



円堂「ただいま！」



明日人「キャプテン！もう大丈夫なんですか？」



円堂「ああ」



立香「よかったぁ〜・・・」



杏奈「心配しましたよ、円堂さん」



円堂「心配かけて悪かったな」



野坂「初めまして、円堂さん。お会いできて光栄です」



円堂「おおっ！？野坂じゃないか！やっと復帰できたのか！お前がいれば百人力だな！」



野坂「ありがとうございます。僕も円堂さんみたいなプレイヤーになりたいと思って努力しています」



灰崎「お前、点数稼ぐ系の奴だったのかよ」



野坂「僕の言葉に嘘はないよ」



灰崎「チッ！へいへい」



灰崎「ところでよぉ、円堂さんはこの大会をどう思ってるんだ？」



灰崎「こんなものを世界大会って認めるのかよ」



円堂「確かにこの大会は何かおかしい。その事は監督だって調べてくれている」



円堂「でも俺達は、サッカーをやっていくしかないんじゃないか？」



灰崎「でもこんなんじゃまとも試合出来ねぇだろうがよ！！」



円堂「そうでもないだろ。現に戦ってきたチームはおかしな事もしてきたけどちゃんとサッカー強かったじゃないか！」



灰崎「はあ！？」



円堂「そんな奴らと出会って一緒にボールを追いかけられる、それだけでもスゲェ事だろ！」



A「灰崎、大切なのは何が出来ないではなく何が出来るかではないのか？」



灰崎「っ！！」



立香(さすがブリテンの王様・・・オルタ化しても王としての威厳は失ってない・・・言葉に説得力がある)



パチパチパチッ！



後ろから拍手が聞こえ、振り返ると趙金雲の姿があった



趙金雲「皆さーん！ごきげんよう！今日は皆さんに話しておかなければならないことがあります」



趙金雲「皆さんはきっと不審に思っていることでしょう。ＦＦＩの試合の違和感を・・・」

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