女神様の気紛れで騎士王に成り代わった私はイナズマイレブンの世界にトリップしたようだ【オリオンの刻印】パート2

第８７話 ページ40

〜廊下〜




A「一体誰がピルケースの中身を入れ替えたんだ？」




と考え事をしていた時・・・



野坂「やぁAさん」



A「む？皇帝ではないか。私に何のようだ？」



野坂「その様子だとどうやら大丈夫だったようですね」



A「何がだ？」



一星「お前！一体何をした！？」



声がした方を見ると何かにご立腹な様子の一星がいた



野坂「何の事だい？」



一星「とぼけるな！！」



野坂「ああ、そういえば後で気付いたんだけど、持ってきたチョコマーブルを間違えて君のロッカーに入れちゃってたみたいで・・・」



野坂「でも、何故か僕やAさんのロッカーから出てきたんだよな〜」



一星(野坂悠馬・・・貴様・・・！！)



野坂の発言に動揺する一星



この二人の様子から私は状況を理解した



野坂「ああ、そうだ。一星君も食べる？チョコマーブル」



野坂「あっはは！要らないか！」



凄い爽やかな笑顔で煽る野坂



野坂「じゃあ行こうか、Aさん」



A「え、あ、ああ・・・」



私はそのまま野坂と一緒にその場を去った



〜〜〜〜〜



A「・・・・・・」



野坂「・・・・・・」



お互いに何も喋らず廊下を歩く



そういえばお礼言ってなかった



A「あ、あの！」



野坂「何だい？」



A「た、助けてくれてありがとう・・・」



野坂「ふふっ、どういたしまして」



よし、ちゃんとお礼言えた



その後、チョコマーブルが入ったピルケースを返そうとしたが「大量に買ったからお裾分けだよ」と野坂が言うのでありがたくもらった

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