読んでてたまーに気になること

恐怖 ページ30

また夢小説とは直接関係のないテーマ、"恐怖"についてです。
ちょうど数日前、小論文のテストで"恐怖はストッパーかアドレナリン剤か"(意訳)というテーマがあり、それについて考えたことを少し話してみたいと思います。


まず、結論から言うと持論ではありますが、恐怖は大まかに２種類あり、どちらかによってストッパーやアドレナリン剤になる。そしてそれを分けるのは状況や立場、そして性格による、ということです。


アドレナリン剤としての恐怖というのは、大体は日常にありふれている、対処方法が多かれ少なかれ明確なものが多いのではないかと思います。
・例えば子供の時、遅刻しそうになって先生に怒られないように頑張って走るとき。
・無知の恐怖に打ち勝つために頑張って勉強をするとき。
・ライバルにあおられて勝負を仕掛けられたとき。

大体は生命の危機には直結しないような、でも成功の可能性が感じられるようなこと。それらは人間の味方になってくれるような恐怖なのではないでしょうか。


それに対してストッパーとなる恐怖は生命を脅かすような恐怖、積み重なって全貌が見えなくなった日常の恐怖、心身に影響を及ぼすような恐怖、そして記憶や感情に強く結びついた恐怖。
・武器を突き付けられて体が動かなくなること。
・失敗を繰り返し、怒られ続けることで一つ一つは大したことがなくても育っていく恐怖。
・幼いころからのトラウマや、衝撃的な体験。
・自分の納得のいかないところをクリティカルヒットするような、自己嫌悪をさらに掘り下げる恐怖。

自分はここ数年間冬季鬱にかかっていて、この冬もそのせいでかなりの期間学校を休まざるを得ませんでした。
そのせいか、テーマについてはとても考えさせられるものがあり、自分の抱える根本の問題、恐怖、は何だろうかと少し整理がつけられたようにも思います。

大きな問題で避けられるものは避ける、崩せそうなら小さい、対処法のわかる問題に変える。
　
このご時世、精神的ストレスを抱える若い方、学生さんは多いと思います。
私は心理学などを学んだ専門家でもない、ただの病んでいる学生ですが、もし少し疲れてきていたら自分の恐怖について、何が好きではないかを書き出してみて、その感情に定義づけをされてみてはいかがでしょうか？
私は整理をして、系統づけることでかなり楽になりました。(もちろん本当につらい時は専門家を頼りましょう！)
　
　

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