歌い手幼稚園の日常！

【番外編】あらき先生の誕生日 ページ26

『あらき先生の誕生日にケーキを作りたい？』

ある朝、なるせくんから驚きのお願いが…。

n｢えりさしぇんしぇー…だめ？｣

うっ、上目遣いはズルいでしょ…。

『わ、わかった…！先生と一緒に作ろ？』

n｢やった…！｣

こんなキラキラした目のなるせくん初めて見たな…。

n｢あらき…どんなのがいいんだろ…｣

『うーん…あらき先生だから…やっぱりリンゴかな…』

リンゴなら…

『なるせくん！アップルパイにしない？』

n｢あっぷるぱい…？おいしそ…！｣

そうと決まれば材料を揃えなくては…。
材料は…
・リンゴ
・パイシート
・砂糖
・バター
・卵
・レモン汁
で、砂糖とかバターとかは幼稚園にあるやつを使うから買うのはリンゴとパイシートか…。

『歌詞太郎先生ー！実は…』

歌｢へぇー。なるせくんが…あらき先生喜ぶだろうね。買い物いってらっしゃい。｣

歌詞太郎先生にも許可を貰い、スーパーで材料を買ってきた。

『よし！なるせくんやろっか！』

n｢…うんっ｣

と言っても刃物や火は危ないから使わせられないんだけどね。

『じゃあなるせくんは…パイシートにフォークで穴を開けてください！』

なるせくんに丸く切り取ったパイシートを渡しフォークで穴を開けてもらう。
その間に私はリンゴを切って、砂糖とレモン汁と一緒に鍋で煮詰める。

n｢しぇんしぇー。できたっ｣

穴を開けたパイシートにリンゴを並べて貰う。
その上に私が細く切っておいたパイシートを格子状に並べ、縁を軽く抑えて、後は焼くだけ！

『えっと200℃で25分か…。』

n｢はやくできないかな…。｣

〜その頃あらき先生は〜

坂｢しぇんしぇー！あしょぼ！｣

う｢つぎおれっ！｣

天｢しぇんしぇー！これもよんでっ！｣

あ｢お前ら…今日はやけにこっち来るな…。｣

〜25分後〜

『よしっ！上手くできたっ！』

n｢おいしそう…。ありゃきよろこぶかな…。｣

〜その頃あらき先生は〜

セ｢しまくん！｣

志｢！ありゃきしぇんしぇーこっち！｣

あ｢え、もう本いいの？｣

坂｢えーからはやく！｣

ガラッと音がして扉が開いた。

｢｢おたんじょうびおめでとう！！｣｣

n｢ありゃき…！おれがつくったの…！｣

あ｢え…マジ？めっちゃおいしそ…。｣

『ほらっ早く食べてあげて！』

あ｢…！うまっ！なるせ天才だな！｣

n｢…べつにっ。｣

あっ、なるせくん照れた。

あ｢このやろー…かわいくねーな。
でも、ありがとなっ！｣


結論→あらきさんお誕生日おめでとうございます！

う｢だいにじゅうさんわ｣→←【番外編】センラくんのお誕生日！

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