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「褒められてそんなに嬉しいの？」
「え？はは、なんでバレたんですか」
「顔がゆるっゆるだよ」
へにゃへにゃと緩い笑顔で正直者で！と言ってくるぴくと君に私は割と絆されていた。悪い子じゃないし。
「俺、別に中学はいるまでサッカーに興味なかったし、なんなら他のスポーツのが好きだったんですよ」
「へえ、じゃあなんでサッカー部はいったの？」
「小学校の頃、中学の見学でここに来た時、友達の付き添いでサッカー部を見に行って。
そこで練習してた先輩がすっげー輝いて見えて、かっこいいなあーって思ったら気づいたらサッカー部はいってたんですよ。
けどはいってみたら先輩は卒業してるし俺はあんま才能ないし？
一緒に頑張ろうな！って話してた友達たちは女子たちの圧に嫌気が差してやる気があるやつからどんどん辞めていきました」
少しずつぴくと君の顔が寂しそうにうつる。
たしかにやる気があればあるほど、女子がキャーキャーと言ってくるあの場所は嫌になってくるだろう。試合中はメンバー同士の意思疎通が大事なのに声が通らない環境なんて邪魔以外のなにものでもない。
しかし、憧れの先輩か。なんか理由までキラキラしててすごいなぁ。
「やっぱりコネシマ先輩はカッコいいよね。私もあの人に憧れてはいったんだよ」
「え？コネシマさんがどうしたんですか？」
「え？コネシマ先輩の話じゃないの？」
2人してぽかんと見つめ合っていたら、合点がいったのかぴくと君が弾ける様に笑い出した。
「はは、俺が中学はいる直前ってコネシマさんもう卒業してましたよ？いませんでした」
「あ、たしかに。今ぴくと君が1年生なんだからぴくと君が中学見学来る時って言ったら私たちがちょうど3年の時か」
「はい。大体分かりました？」
ぴくと君がニコニコと私の顔を覗き込んでくる。3歳差があり、男の子の成長期はまだまだこれからというのに既に私より少し背が高いところを見ると将来有望だなと感じた。
既にロボロ先輩より高いからまあ、スポーツ向きではありそう。
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アキ(プロフ) - ミキさん» 暖かいお言葉ありがとうございます…！ぜひ最後までお付き合いください〜！ (2021年3月8日 16時) (
レス) id: 4f5928c036 (このIDを非表示/違反報告)
ミキ(プロフ) - ひぇ〜...主人公ちゃんを応援する同級生になりたい...すっごくときめきます!!最後まで追っかけさせていただきます!体調にもお気をつけて頑張ってください! (2021年3月8日 14時) (レス) id: 35c3ea89a9 (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - きな粉さん» 甘々で読んでくださる皆さんをときめかせられたらいいなーっという思いで書いているのでとても嬉しいです！ありがとうございます〜！ (2021年3月8日 9時) (レス) id: 4f5928c036 (このIDを非表示/違反報告)
きな粉 - 遅い時間に申し訳ありませんー！この作品すっごい心臓がなんかギュンギュンする...。めっちゃ少女漫画みたいに甘々ですきです。応援してます！ (2021年3月7日 0時) (レス) id: 4450df5064 (このIDを非表示/違反報告)
くー(プロフ) - アキさん» はっすみません、そこまで知らなかったです。わざわざ解説までありがとうございます！ 最後まで絶対追っかけさせてもらいます（予言）（笑） (2021年3月4日 18時) (レス) id: 70199b7489 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アキ | 作成日時：2021年2月22日 19時
