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「いやお前独占欲強すぎんか？嫌われるで」
「うっさいわアホチビ」
チビという言葉にご立腹な様子のコイツは授業中なこともありいつものような大きな声はださず陰険に足を踏んでくる。
あまりの痛さに「ッッッッ！」と声にならない声をあげれば、隣の席の女子がコネシマ君大丈夫？と声をかけてきた。名前は知らない。
俺の前の席のロボロに目を向ければ満足げな表情で見てくるものだからイラついて消しゴムを投げた。イタァッと声をあげて周りの奴らにチラ見されてるのを見てクックックと声を抑えて笑う
先程までも見ていた外の様子にまた目を向ければ、またもやロボロは呆れた様な目でこちらを見てきた。
お前、授業中やけどそんな後ろ向いててええんか。
運のいいことに窓際である俺の席は窓の外に校庭が見える、授業中の暇つぶしにはもってこいの最高の位置で、そこから見える後輩の姿に口角があがるのが自分でもわかった。
授業開始ギリギリで校庭に駆け込んできたアイツは俺のであろう大きいジャージに包まれていて、だいぶ時間が危なかったのか袖はまくりきれておらず余っているところに体格差を感じて胸が高鳴る。
友達といった様子の女に揶揄われているのも見えた。
怒りながらも恥ずかしそうに胸元にある俺の苗字を手で隠そうとするもんだから、心の中であーーーーーーと声を出した。
可愛い。あのタイミングで戻ってきてよかった、俺。
そういえばと先程のやりとりを思い出す。
ロボロのジャージを奪い取った時、明らかに返してほしそうにしていたAの手をなにも分からないというフリをして握った時。
何気3年関わってきて手握ったのなんて初めてやな。と思った。当たり前かもしれないが。
やっぱり男の自分とは違ってふにゃふにゃしていて、力いれたらあっという間に折れるんちゃうかと思ってしまうような柔さに漫画とかで描写されてるアレってホンマなんやなと感じた。
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アキ(プロフ) - ミキさん» 暖かいお言葉ありがとうございます…！ぜひ最後までお付き合いください〜！ (2021年3月8日 16時) (
レス) id: 4f5928c036 (このIDを非表示/違反報告)
ミキ(プロフ) - ひぇ〜...主人公ちゃんを応援する同級生になりたい...すっごくときめきます!!最後まで追っかけさせていただきます!体調にもお気をつけて頑張ってください! (2021年3月8日 14時) (レス) id: 35c3ea89a9 (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - きな粉さん» 甘々で読んでくださる皆さんをときめかせられたらいいなーっという思いで書いているのでとても嬉しいです！ありがとうございます〜！ (2021年3月8日 9時) (レス) id: 4f5928c036 (このIDを非表示/違反報告)
きな粉 - 遅い時間に申し訳ありませんー！この作品すっごい心臓がなんかギュンギュンする...。めっちゃ少女漫画みたいに甘々ですきです。応援してます！ (2021年3月7日 0時) (レス) id: 4450df5064 (このIDを非表示/違反報告)
くー(プロフ) - アキさん» はっすみません、そこまで知らなかったです。わざわざ解説までありがとうございます！ 最後まで絶対追っかけさせてもらいます（予言）（笑） (2021年3月4日 18時) (レス) id: 70199b7489 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アキ | 作成日時：2021年2月22日 19時
