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「ただいまっ」
「お、おかえり重岡くん…体大丈夫?」
「おん!全然平気!神山くんこそ…?」
「おれも、大丈夫やで。」
ふたりは玄関で軽く話をして
リビングに行った。
その途中重岡は
明日有給休暇とったから、どこかへ行こう
そういうと、神山は驚いていた。
「よく…とれたなぁ…どこ行く?」
「海行こうや!明日天気ええし!な!」
そうスーツから部屋着に着替えつつ叫ぶ重岡だったが、
その叫びを聞いた神山の顔は落ち込んでいた。
「しげ…おかくん…おれ、泳げへんよ?」
「え……」
お互い見つめ合い動きが止まった。
ドッペルゲンガーの重岡が
神山が泳げないと聞いて驚くということは
重岡自身は泳げる。 ということになる。
なぜ泳げない神山のドッペルゲンガーなのに
重岡が泳げるのかは謎だ。
そう思った神山はそれをあえていわずに、
海はやめようと言った。
「……ええやん!泳げなくても!大丈夫や!
砂のお城作ってバーベキューしよう!」
「え、あぁうん…それならええけど…」
こうして明日の予定が決まり
ふたりはばんごはんをたべることにした。
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作者名:緑のシルクハット | 作成日時:2018年1月7日 18時