ドッペルゲンガーな君赤緑 (ページ23)

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緑

突然目の前に現れた

黒髪無邪気な笑顔の少年は

ドッペルゲンガーと名乗りました。

でもそいつは

1週間しかいれないなんて言います。

そしたらその言葉通りに

1週間したらいなくなってしまいました。

でも、

1年半後に現れたドッペルゲンガーが、

僕の一生の

大切な人になりました。

人生つまらなくって

仕事でも失敗ばっかりな僕は

ドッペルゲンガーとの出会いで

人生が変わりました。

やっと、

本当の幸せを掴めた気がします。

赤

ドッペルゲンガーとして生まれた俺は

神山智洋のドッペルゲンガーとして

本人の目の前に現れました。

最初は信じてくれなかったけど

だんだん仲良くなれた。

ふたりで行った海、

めちゃくちゃ楽しかった。

一生の思い出です。

約束の1週間が過ぎて、俺は消えました。

でも、

そのあといろんな勉強をして

人間になるためのテストをしました。

そして半年に一度あるテストを

3回も受けて！

なんとか無事合格しました。

でも、男になるか、女になるか

それすらも分からなかった。

気づいたらとある家にいて

いつのまにか、

おれは新入社員なんだ。

っていう記憶が埋め込まれていて…

その時までは

正直いって神ちゃんのことを忘れてた。

でも

仕事場で

まさかの再開。

もう運命ですよね…。

やっと人間になれて、

そして

運命の、1番の大切な人人と再会できて。

俺は幸せ者です！