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23(とまたな) ページ25

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ともたかside






だいちくんは 頑張れ と言って

車でどこかに行ってしまいました。






とりあえずたなっちを呼び出そうと

下から叫んでみたものの


返事も何も帰ってこない。







寝てるのかな…?




そう思って上に上がろうとした時に

ちょうどたなっちが降りてきた。







悲しい顔のたなっちが降りてきた。









「たなっち、なんかあった?」



た「え、あぁまぁうん。」








部屋に入って向かいあわせで座った。

たなっちは目が潤んでいておちこんでいた。









.


た「まぁ、簡単に言うと振られた」



「…………えっ!?ようへいくんに??」



た「そ〜勢いで言っちゃってさ〜。
けどようへいくん好きな人がいるんだって
それでふられちった〜」









無理やりいつも通りのノリで話すたなっち



だけど語尾が震えていて

目も段々と泳いできていて





心が落ち着いてないのは明らかだった。









.



「たなっち、ぎゅー、しよう?」



た「なになに笑 俺大丈夫だよ??」



「いいから…ほらきて」









慰めたくて

たなっちの落ち込んだ顔を見たくなくて

ただ単純に好きな人とぎゅーがしたくて






たなっちを半ば無理やり抱き寄せた。









意外と素直に腕の中に収まってくれて

少しするとたなっちは泣いていた。









.





「無理しないでよたなっち…心配だよ」



た「ごめん………」



「俺はいつでもたなっちの味方だからね。」








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- ほんとに素敵な作品でした…!この作品を作ってくれてありがとございますほんとに…() (2020年4月12日 15時) (レス) id: 554553c422 (このIDを非表示/違反報告)
緑のシルクハット(プロフ) - あさん» とまたな可愛く書けていたでしょうか…そう言っていただけてありがたいです! (2020年4月12日 12時) (レス) id: 5fc797bee2 (このIDを非表示/違反報告)
緑のシルクハット(プロフ) - 名無しさん» こちらこそ!読んでいただいて感謝です!ありがとうございました! (2020年4月12日 12時) (レス) id: 5fc797bee2 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - あぁ、どっちのENDも素敵。この作品に出会えたことに感謝。作者様に感謝! (2020年4月12日 12時) (レス) id: 8dc41d6105 (このIDを非表示/違反報告)
- ほぁ…っ((え とまたな…やばい可愛い( '-' )なんか、読んでるこっちもドキドキしたりします、(( うわぁ…なんというか…最高です() (2020年4月12日 12時) (レス) id: 554553c422 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年3月28日 20時

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