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赤
特に何も無い日々が過ぎて
土曜日が来た。
朝は少し遅めに起きて
ゆっくり準備をして駅前に向かった。
今の俺の心の中では
中間くんのこと、
この間流星に言われたちゃんと考えろ
的な内容のこと、
神ちゃんのこと、
部活引退が近いこと、
色んなことが頭の中で巡り巡っていた。
もうほんとわけが分からんくらい。
まあでも休日くらいは
忘れさせてくれ自分…。
そう言い聞かせて流星が来るのを待った。
少し遠くから
キラッキラのイケメンオーラを纏った
流星が来た。
隣にいる俺が惨めに思えた。
青「さて、行くか」
「み、見たい店決まってるん、」
私服のせいかイケメンなオーラが漂いすぎて
まともに顔も見れないまま
『まぁいいから着いてきて』
そう言われ渋々流星の斜め後ろを歩いた。
.
「ここ……って……」
青「そ、神ちゃんとしげがよく2人で遊んでたって言ってた公園。」
恥ずかしさのせいであまり前を見て歩けなかった俺だったが
ふと顔を上げると
見覚えのある道を歩いていて
いつのまにか俺の家の近くまで来ていた。
「な、なんで……ここ？」
青「さぁ？…まだ内緒。次行くで〜」
そう言う流星は楽しそうに笑った。
まるで俺の心を弄んでいるかのように。
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緑のシルクハット(プロフ) - ななるしすと。さん» コメントありがとうございます！頑張っていきますね！ (2020年4月11日 19時) (
レス) id: c670943042 (このIDを非表示/違反報告)
ななるしすと。(プロフ) - コメント失礼します!!こういう内容のお話すごい好きです!!更新頑張ってください!!応援してます!! (2020年4月10日 21時) (レス) id: 3495edf79a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：緑のシルクハット | 作成日時：2020年3月28日 18時
