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緑
緑「や………のんちゃん…?」
「俺なら絶対幸せにしてあげられる」
緑「いや…おれ…まだしげのことっ…」
「しげ………?」
言ってしまった。
口が…滑った。
のんちゃんは目を丸くして驚いてた。
俺の右手を握る手も弱まって
その隙に手を離した。
桃「……神ちゃんの好きな人って」
青「…………」
「あ、流星、おかえり…」
青「神ちゃんって、しげが好きやったん」
「りゅ…せい…」
流星は話を途中から聞いていて
幸いのんちゃんが俺に告白してくれた所は
聞いていなかった。
その代わりに俺の好きな人がバレた。
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青「そっか………俺は応援する」
「え…?」
青「中間くんも応援するけど
神ちゃんの事も応援したいで??」
桃「…………」
流星は優しくそう言ってくれて
少し泣きそうになった。
のんちゃんはずっと黙り込んでしまったけど
流星にバレないようにわざと明るく話に参加していた。
そんな様子だった。
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お昼休みがおわってクラスに戻った。
ふとしげの顔を見てみると
落ち込んだような顔をしていた。
…なんで?
好きな人とご飯食べてたんじゃないん?
ずっとしげの悲しそうな顔が
頭の中に残っていて
授業には集中できなかった。
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緑のシルクハット(プロフ) - ななるしすと。さん» コメントありがとうございます!頑張っていきますね! (2020年4月11日 19時) (レス) id: c670943042 (このIDを非表示/違反報告)
ななるしすと。(プロフ) - コメント失礼します!!こういう内容のお話すごい好きです!!更新頑張ってください!!応援してます!! (2020年4月10日 21時) (レス) id: 3495edf79a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:緑のシルクハット | 作成日時:2020年3月28日 18時