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雅人｢Aおはー｣
貴方｢おはよー
昨日はごめんな｣
雅人｢いーっていーって
携帯見つかったのか？｣
貴方｢見つかった見つかった｣
雅人｢良かったな〜｣
貴方｢ほんと、焦った〜｣
いろんな意味で
雅人｢なぁ、今日部活？｣
貴方｢何言ってんだ
部活だろ？｣
雅人｢うっわ最悪
俺今日バイト入ってんだわ｣
貴方｢俺が言っといてやるよ｣
雅人｢まじ！？｣
貴方｢貸し一つな｣
雅人｢お前せこい！｣
貴方｢せこくねぇよw｣
そんな馬鹿みたいな話をしながら毎日学校生活を送る
なんだかんだ言って楽しいもんだ
｢あ、あの、Aくん！｣
これが無ければ
貴方｢ん？なんだ？｣
｢ちょっと、いい、、？｣
貴方｢あー、いいぜ｣
席を立つとニヤニヤと雅人が見てくる
マジムカつくなこいつ
連れてこられたのは定番の裏庭
貴方｢で、なに？｣
｢あ、ご、ごめん、急に呼び出して、、、｣
要件わかってんだから早く言えよ
｢あの、私、Aくんのことがすきです、！
付き合ってください、！｣
ほらな
昼休みや放課後になるといつもこれなんだよ
こいつはクラスで1、2を争う美女だ
でも、俺の好みじゃない
貴方｢悪いけど、付き合うとか興味ないから｣
それだけ言ってその場を離れようとした
｢か、身体だけでもいいから、、、、！｣
その言葉に足を止める
少し振り向き頭の先から足の先までじっくり見る
貴方｢悪いな
俺の好みじゃないんだよ
抱いて欲しけりゃ俺好みになってからにしろ｣
それだけ言ってその場を去った
雅人｢おかえり！
どうだったよ？｣
貴方｢いつも通りだ
身体も顔も俺好みじゃないから断ったけどな｣
雅人｢えー！
もったいねぇー！
可愛いじゃんあの子！｣
貴方｢俺の好みじゃないんだよ｣
授業が全部終わればやっと部活に行ける
ほかの女子に捕まらないように部活に行く
｢赤羽！
今日もよろしくな！｣
貴方｢よろしくお願いしまーす
あ、先輩
雅人今日来れないらしいんすよ｣
｢りょーかい！
伝えとくわ！｣
バスケットウェアに着替えて練習を始める
ボールの当たる音が体育館に響いた
体育館の入口を見ると女子の軍団
これが俺に向けられるものじゃなければ嬉しいんだけどな
目の前を通った時に聞こえるのはやはり俺の名前
すっげぇ迷惑だからまじ帰れって毎回思うわ
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作者名：まい | 作成日時：2019年6月12日 1時
