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俺はいつものように朝食の準備をしていた


朝はいつもより格段に静かで仕事がしやすい


「御機嫌よう、Mr.A」


耳障りなあいつの声に体が反応して手に持っていた包丁を後ろに投げる


「おっと
危ないじゃないか」


避けられてしまった包丁は壁に刺さっていた


貴方「…何の用だアダム」


アダム「いやねぇ、きおくがもどだたんじゃないかとおもってね
君の友人に聞いたんだが、教えてくれなかったから直接聞きに来たんだ」


貴方「お前、、、雅人に何したんだよ、、!!」


アダム「私は少々躾をしただけさ
お前みたいなやつにあいつの事を教える必要はないなんて言われたんだ
この私にそのような口を聞くとはいい度胸だったよ」


貴方「雅人は無事なのかよ、、!!」


アダム「さぁ、それはどうかなぁ
どうだ?
君のせいで二人が死に、また犠牲者が出る
そのままでいいのかい?」


そうだ、確かに全ては俺のせいだ


アダム「覚悟を決めて、今日の夜にハイタワーの屋上に来たまえ」


アダムはそれだけ言って消えてた


それと同時に俺の携帯が鳴る


雅人の妹、小百合からだ


貴方「もしもし?」


小百合『Aくん!?
実は、今お兄ちゃんが部屋で倒れてて、、
病院に運ばれたの!!』


俺はすぐさま電話を切って大広間を出る


廊下でちょうどダルメシア達とすれ違う


ダルメシア「あれ?
A?」


ジャック「ちょ、どこ行くの!?」


貴方「雅人が倒れたって!
すぐ戻る!」


それだけ言って俺は全速力で走った


メールが届き小百合から病院名が送られてくる


貴方「はぁ…っはぁ…っ
す、すみません、
優波雅人の病室は、、、?」


「優波さんは502号室です」


502号室のある5回まで急ぐ


エレベーターなんて待ってられない


階段を駆け上がり病室の扉を開ける


雅人「よぉ!A!
早かったな!!」


貴方「…は?」


小百合「あ、Aくん!
ごめんね、来てもらっちゃって」


貴方「いや、、別に、、
お前、、、大丈夫なのか、、、?」


雅人「一応な!
今さっき目覚ましたばっかり」


貴方「…心配して損したぜ……」


小百合「ごめんね?
検査してから連絡した方が良かった?」


貴方「いや、いいよ
サンキューな
おばさん達は仕事?」


小百合「うん!」


貴方「そうか
ちょっと二人で話したいことあるんだ
2人にしてくれね?」


小百合「りょーかい!」


小百合が病室から出て俺は別途脇の椅子に座る

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作者名:まい | 作成日時:2019年6月12日 1時

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