ヴィランズのお手伝いさん【ヴィランズ手下】 (ページ41)

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雅人｢え、Aが王子様とか笑わせんなよ｣

貴方｢おう、王族に向かってその口の利き方はなんだ民｣

翌日の部活で雅人に昨日のことを話した

貴方｢本来なら今日部活に来るのも無理だったんだぜ？｣

雅人｢あー、アッポイさん心配性だもんな～｣

貴方｢そんなに心配しなくったっていいのにな｣

雅人｢で、そのネックレスないと魔力暴走すんの？｣

貴方｢試しに今日外したんだけど問題なかったんだよな
多分、身体も術を覚えてるんじゃねぇかって｣

雅人｢なのになんで付けてんだよ｣

貴方｢意外と気に入ってる｣

雅人｢だろーと思った
てかお前狙われてんの？｣

貴方｢らしいな｣

雅人｢呑気なやつだなお前｣

貴方｢別に呑気なわけじゃねぇし｣

雅人｢お前超人だし大丈夫だろうけど｣

貴方｢お前は俺をなんだと思ってんだおい｣

雅人｢てかさぁ、お前が女王さんの孫ってことはそっちに行っちまうってことか？｣

貴方｢どーなるんだろうなぁ～
でも、俺はなるべく人間の世界で生活してたいな
家はそこで暮らすとしても｣

雅人｢王族なら暮らしに不自由しねぇし、人間の世界にわざわざいなくてもいーだろ？｣

貴方｢お前に会えなくなるのも嫌だしな｣

雅人｢…好き｣

貴方｢きもっ｣

雅人｢お前まじひでぇ｣

貴方｢うるせぇばーか｣

雅人｢なんかお前口悪くなった？｣

貴方｢それ元からだろ
ほら、練習すんぞ練習｣