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逢沢「人質って、どういう事ですか」
柊「俺の目的が達成するまで、みんなにはこの教室に居てもらう。」
しばらく沈黙が続いたあと、みんなが笑い始めた。
Aはじっと柊を見つめていた。
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香帆「ぶっきー、すべっちゃったねぇー」
涼音「卒業式前だから浮かれちゃったんだよね〜、いいよいいよ、そういうぶっきー嫌いじゃないよ？」
諏訪「ねぇ、もしかしてさぁー。卒業に関する大事なことってこれ？
この為に全員出席するよう呼び掛けたの？」
唯月がキレ気味に問いかける。
柊「そうだよ。卒業する前にみんなと是非解決しておきたい問題があって」
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光多「んだよ、こんなことなら家で寝ときゃ良かった！」
甲斐「アホらし、おい、帰るぞ」
『………！』
甲斐はAの腕を持って歩き出した。
『(あ、でも、確か扉って…)』
柊「扉は開かないよ。特殊な鍵を掛けたから。」
甲斐「…ﾁｯ、さっきから訳わかんねぇ事ばっか言いやがって」
『ちょっ！』
光多「…」
先生に向かっていった甲斐を引き止めようとしたA。
だが、光多に止められた。
甲斐「さっさと、ドア開けろよ！」
甲斐は柊の胸倉を掴んだ。
だが、柊に腕を捕まれ教卓に押さえつけられた。
そして、柊は甲斐のポケットからナイフを取り出した。
柊「こんな物騒な物持ってきちゃダメだろ。没収だ」
甲斐「…てんめぇ」
それを見た、光多、賢、蓮が柊に向かって行く。
だが、全員先生には触れられないまま蹴飛ばされた。
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作者名：ちょこみんと。 | 作成日時：2019年3月2日 19時
