destiny…3 ページ3
高校生活というのは、
短いようで長いようでやっぱり短い。
「もう卒業なんて、はやない!?」
『そーだねっ』
結局大毅も私と同じ大学に受かって、
また一緒にいられるんですっ
「はい、これAにあげる。」
『…え』
大毅の手には第二ボタン。
「女子の憧れやろ?好きな人の第二ボタンって
…でも俺の憧れでもあるん、やでっ?」
『いいの?もらって』
「当たり前やんけ!
俺の第二ボタンをもらえるんはAって決まってるんやで!」
大毅の手は私の手に重ねられて、
ボタンが私の手の中に移動する。
『…ふふっ、これけっこう嬉しいね』
「おっ素直なA(笑)」
『……だいすき』
そう言うと大毅は顔を真っ赤にして
小さな声で言った。
「…俺の方が好きやで」
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ルルモ - 応援してますっ! (2018年1月24日 17時) (レス) id: 830d760a8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:WEST_りんりん | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/west_rinkota
作成日時:2017年10月30日 0時