無 関 心 な 重 岡 が 。

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緑「Aちゃんごめんなほんまにー……こいつほんっま学ばへんから」



今私は、なぜか重岡と神山くんと3人で帰ってます。


今話しててわかったのは、本当に神山くんは常識人というか。

2人は、幼馴染らしいけど、どこでお母さんとバカ息子みたいな違いが生まれたんだろう？



緑「しげ、どこ見て歩いてんねん……ほんましっかりせえよ」



お母さん……。



赤「なーんで神ちゃんそんな俺に厳しいのー」



バカ息子……

音にのせてそう言う重岡に、
「しげがそんなんやからAちゃん困ってるんやろが！」とまたまたお母さんみたいに叱る神山くん。


「ふははは〜」なんて呑気に笑ってる重岡。



緑「おいしげ、家こっちやぞ」



ほんとばか。

真逆の方向に進んで行ったけど、大丈夫なの？



緑「もうほんっまあいつは……！あいつ怖いから追っかけるわ！今日はほんまにありがとう」



忙しそうな神山くんに「はいっ、」と渡された紙切れ。



緑「いつ渡そうか悩んでたんやけどさ、これLINEのID！」




いつでも連絡してな、と柔らかく笑った神山くんは、重岡を追いかけて走って行った。

うわぁ、最後までいい人すぎる……。



マジで重岡と神山くんのこの差ってなんですか？

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