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正「Aが大吾とか俺らを避けるのって、
女子からなんか言われるからなんやろ」
正門は、
さっきまでの笑顔をなくして、
本気でそういった。
正「…あいつはあんなにA思いやけど、
Aはいっつも周りばっか気にして
自分のことしか考えてへんみたいやな」
胸にささった。
自分のことしか考えてない。
ほんまにそうやった。
嫌われたくないって
その思いでいっぱいいっぱいで、
西畑や、
正門や、
廉や、
紫耀のこと、
なんにも考えてへんかった。
あんなに心配してくれる仲間がおるのに、
それを無視し続けてた。
そう考えたら
ほんまに自分、
なんて
やな奴なんやろって、
どうしようもなく
情けなくなった。
正「もっと自分に自信もてよ」
いつも優しいことしか言わない正門が、
そんなことを言うから
余計に響いた。
「…ごめん、正門」
正「見た目なんて関係ない。
あいつが惚れた何かが
Aにはあるんやから、
そこは誰よりも自信もってええとこやで」
今気づいた。
やっぱり、
一番大切なのは
自分の本当の意思。
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美広(プロフ) - 丈くん、まさにし、しょうれん（つまり関ジュ）が大好きで、西畑メインの作品を探していて、読みやすくてすごくいい作品だと思いました！更新、まってます！ (5月9日 20時) (
レス) @page30 id: 0b2539d07f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：LIKE√ | 作成日時：2017年4月22日 14時
