尊敬とダンス ページ44
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Tomohiro side
今回のツアータイトルが"WESTRY”に決まって、
何に挑戦するか出し合って。
それぞれ色々出てきたんやけど、
俺も皆と被らんやつないかな〜。
あっ、そういえば。
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ドラマの現場入りしてすぐの頃。
休憩時間に
2人で用意された椅子に座って喋ってた時。
『あの、神ちゃんに言ってなかってんけど、
私ダンスやってるねん、子供の時から』
智「あ、そーなん!? 俺と一緒やな!」
『それで、神ちゃんのダンス、
ずっと憧れてて、尊敬してます。』
びっくりしたけど、それ以上に嬉しかった。
絶対、俺の顔緩んでる。
智「え、めっちゃ嬉しいねんけど!」
『小さい時に1回淳太くんを見るために、
松竹座に行って、
神ちゃんのダンスが輝いてて…そっから』
智「ありがとう。 俺もっと頑張る!
いつか出来たらええな、一緒に!」
『うん!』
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この会話を思い出した俺は、皆に提案した。
ゲストとしてAちゃんを呼んで、
俺とダンスバトルするのはどーかなって。
ジャス民からもAちゃんと俺たちの絡みを
もっと見たいって声も多いみたいやし、
ドラマも共演するから話題にもなるかなって伝えた。
皆、最初は驚いてたけど、ええなってなってくれて。
事務所の人にも言うて、
Aちゃんの事務所さんにも許可を取って、
あとはAちゃんに了承を得るだけ。
何か、うちの事務所とAちゃんの事務所は
仲ええみたい。
社長同士が仲ええかららしいけど。
って、まぁそれは置いといて、
Aちゃんも了承してくれて良かった。
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作者名:コスモス | 作成日時:2020年4月24日 14時