透明な君と【Fischer's】 (ページ33)

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さんじゅうさんページ33

ｼﾙｸ「そんでニヤニヤしてんのか｣
ﾏｻｲ「ベタ惚れじゃん｣

そりゃあベタ惚れするだろ
美人で可愛くて優しいって…

もう人間じゃないでしょ
天使だって信じてる

ｼﾙｸ「でも、モトキがそんなデロデロになるくらい可愛いその彼女さん見たいわー｣
ﾏｻｲ「だよな！誰かに似てるとかねぇの？｣

ﾓﾄｷ「似てる人…？｣
AさんはAさんだしなぁ

色白、二重、目の色素が薄くて…
黒いストレートの髪の毛で…

睫毛もめちゃ長くて鼻が高い…
誰だろ…？

ﾓﾄｷ「橋本環奈ちゃん…？｣
ｼﾙｸ「マジ？｣

いや、反応速度
ﾏｻｲ「相当可愛くない？｣

ﾓﾄｷ「いや、可愛いのよ！あっ、写真見せたらいいんじゃん｣
そう思っていちごに夢中なAさんを見せる

か、迷ってる
だって！惚れられたら嫌じゃん！

まぁ、俺がガードすればいいか…
ﾓﾄｷ「これこれ｣

ｼﾙｸ「えっ、マジ？モトキの彼女？えっ、妄想じゃない？｣
ﾓﾄｷ「失礼だなぁ！｣

ホントに彼女ですぅ！
ﾏｻｲ「俺的には橋本環奈より可愛いと思う｣

ｼﾙｸ「いや、俺も思う｣
可愛いけど見た目だけじゃないから！

Aさんは性格だって神様だから！
なんて喋り始めたら止まんないんだろうな

多分シルクの漫画好きと張り合うくらい
ﾓﾄｷ「今度連れてきてもいい？｣

ｼﾙｸ「俺はいいけど、モトキの彼女がいいって言わないと｣
ﾏｻｲ「めっちゃ会いたい｣

マサイが怖いんだけど
真顔でそんな事言わないでほしい