・JK ページ14
A「そこ座って？」
案内された医務室は
中学や高校の保健室のような雰囲気で
入った瞬間
なぜか落ち着いた。
白衣姿に着替えたチェ医務官は
さっきよりいくらか柔らかい雰囲気に見えた。
俺が座るように促された椅子に
俺は静かに座った。
A「はい。」
腕を取られた。
あてがわれるペン型の採血機。
痛みはなく
俺の血液は持って行かれた。
A「おしまい。
いい子だったね。」
子供扱いするな------。
グク「結果は…
いつ出ますか？」
A「精密検査に出すから
1週間はかかる。
ごめんね。」
何がごめんねだ。
俺は
少なくとも1週間はここに閉じ込められるんだ。。。
A「お母さんに会いたい？」
だから
子供扱いするなって！
本気でムカついてきて
俺はついチェ医務官をにらんだ。
A「冗談だよ。
さ、あなたのお部屋に案内するね？」
チェ医務官に連れられて
廊下に出ると
A「あ、、。
ジミン君。」
ジミンと呼ばれた
俺と歳の近そうな男が立っていた。
手首に黄色の札。
プレカンに入るとまず
札をつけられる。
血液検査の結果が確定していない俺は
グレーの札。
黄色はたしか、、、
訓練中で検査結果はほぼ改善で、卒業の一歩手前の人。
ジミンは
なぜか
チェ医務官を見て幸せそうだった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 322人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：life | 作成日時：2017年9月5日 14時
