やっぱりテテが好き！ (ページ33)

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33　模範生　ページ33

テテは江頭を助けに地上へ行ってしまったようだ。

いつも無鉄砲なテテ。

命知らずなテテ。

でも、

責任感も大きいテテ。

やるときゃやるテテ。

大丈夫。彼ならきっと大丈夫。

元々コリアンのみんなは中学校の時から軍事訓練を受けている。

絶対に大丈夫。

私は心に言い聞かせた。

やがて

地下室の奥のドアのほうで物音がした。

そしてイヤホにグクからの着信が入った。

JK『A、きこえる！？

部屋の前についた！！あけて！』

私は急いでドアをあけた。

息も絶え絶えだったが、
コリアンのみんなの顔が見えた------。

KN「向こうの部屋にあった食料と、

ガスマスクをいくつか持ってきた。」

MY「怪我してるやつは！？いないか！？」

さすが、冷静だ。

A「ありがとう。。。」

JK「テテが心配なんだろ？」

A「うん。。。」

JH「テテちゃんなら心配いらないよ！

なんせ、中学の軍事訓練では成績最優秀の生徒だったんだから！」

SJ「そうそう。特殊部隊にもなれそうな模範生。

ウチの高校には特別推薦で入ってきたんだから、

腕利きさ！！」

そうなんだ。

それでも祈る気持ちだった。