戦火のROSE -4- The final (ページ26)

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目覚めページ26

「A！！ああ、よかった
目をあけてくれた！！」

わたし

まだ

生きていた------。

わたしをのぞき込んで
叫んでいたのは

お母さんだった。

A「お、、、おかあ、、、さん。。。」

お母さん「A？わかる！？

よかった！」

またもや病院に担ぎ込まれていて、

しかも

今回は３日も意識が戻らなかったのだという。

わたしは

風呂場で一人

倒れていたらしい。

ここで

不審な点に気づいた。

やっぱり

ジョンハン君の姿を見た人は

一人もいないのだ。-------

わたしの命を奪おうとした後

どこかへ逃げたのだろうか。

お母さん「A、一緒に実家に帰ろう？

命の方がたいせつだよ？」

運良くも悪くも

助かってしまった-----。

次の日

わたしは
また鼻血を出した。

着替えをしようとして

つつと出てきて

しばらく鼻をつまんでいたが

止まらない------。

慌ててナースコールを押し、

全身の検査を行うことになった。

そして
検査結果を告げに

主治医がわたしの部屋にやってきた。

医師「ミンさん、

いままで体の異変
感じていませんでしたか？」

感じていた、かも。

よく鼻血を出すようになったし、

気にしてなかったけど

ひどい頭痛や

倒れたことも-------。

って

え？

まさか。。。

医師「ミンさん、

検査の結果

脳腫瘍が見つかりました。」