鏡 ページ16
バスローブを羽織って
洗面台で水を流したまま
泣きそうな顔でわたしを見つめるテテ。
前髪は濡れて
滴が落ちている。
思い出した！？
A「え、、、、！」
水を止め
テテは鏡を見つめた。
TH「ああ、、、、。
すべて
やっと
思い出したよ。。。」
記憶が
戻った------！？
TH「自分が何者かも
家族の事も
Aのことも-------。」
！！
A「ほ、、、ほんとう！？」
テテの顔が
嬉しそうじゃない。。。
もしかすると
思い出したくないことも
すべて
思い出してしまったのだろうか？
わたしは
そっとテテのそばに歩み寄った。
彼の肩に
手を添えた。
TH「A、、、？」
鏡を見つめたままテテは言った。
TH「俺、、、
取り返しのつかないことした。。。
ごめん。。。」
！！
わたしを
抱いたこと-------？
次には
テテは
大声で
わっと
叫び------
取り乱してしまった-----。
A「テテ！？？
どうして！？
落ち着いて！！」
暴れるテテ。
TH「触るな！！！
近づかないでくれ。。。
俺に
これ以上！！！！」
そういうと
鏡を思い切り叩き
鏡に
ひびが入って------。
A「！！！！
やめて！！」
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作者名：life | 作成日時：2017年2月23日 19時
