19 Süßer Kuss ページ19
貴女 side
ガタガタと鉄の鈍い音で目を覚ます
わけも分からずベッドから飛び起きるとそれは天井からだった
時刻は朝6時ほど
武器などは近くになくあったとしてどうにかできるわけは無い
それならこの窓から逃げようと羽根を広げたとき
天井の蓋が外される
勢いよく羽根を羽ばたかせるとその影はゾムさんということが分かった
zm「いやぁすまんすまんw
誰かがダクトの蓋しっかり固定してて入れんかったんや」
いつもは静かやでとにこにこ顔
zm「ごめんなぁ、びっくりさせたよな」
当たり前だ
羽が無意識に自分を守るようにしているくらいだ
『……ばか』
言ってしまった……と理解した頃には遅く
ゾムさんは満面の笑み、恍惚な笑みを浮かべ愛おしそうに私を抱いた
zm「なにしてもかあええなぁ!
俺と夫婦になろうやぁ〜」
『いや、飛ばしすぎです』
zm「じゃあ付きあってぇや」
『まだ出会ってまもないので』
zm「じゃあ、俺の事もっと知ってや」
頬を包む少し暖かい手、引き込まれるような翡翠の瞳
優しい表情にドキリとした
額と額がくっつく
目と鼻の先にゾムさんの顔があって
そっと柔らかい感触が口元に触れた
kn「A!!!朝ごはん何食う……か……」
pi「うわ……」
ほんの数秒、タイミング悪く2人が入ってきてしまい
ゾムさんはそれに気づいてないのかうっとりと幸せそうな顔を私に向けた
『……ぁう』
顔が熱くなるのを感じ距離を取ろうとコネシマさん達の元へ飛びついた
kn「ゾムぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!!!」
コネシマさんの大きな声で起きた者も少なくはないだろう
その後幹部達にゾムさんが攻められたことは言うまでもないだろう……
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かみぶくろ - そうなんですよ〜。でも、現実は厳しかったです!いつか椎名さんみたいにランキング上位に入るよう頑張ります!! (2月15日 19時) (レス) id: 50a29b0d71 (このIDを非表示/違反報告)
椎名(プロフ) - かみぶくろさん» えぇ?!ほんとですか〜!嬉しいです!!ありがとうございます( ´ ` ) (2月15日 16時) (レス) id: 9f62c09765 (このIDを非表示/違反報告)
かみぶくろ - 本当ですか?!ありがたです!僕、椎名さんに憧れて小説書き始めたんです! (2月15日 16時) (レス) id: 50a29b0d71 (このIDを非表示/違反報告)
椎名(プロフ) - かみぶくろさん» ありがとうございます!また時間を見つけて見に行きますね! (2月15日 10時) (レス) id: 9f62c09765 (このIDを非表示/違反報告)
かみぶくろ - あの、お時間があればでいいんですけど、僕も我々ださんの小説かいてて椎名さんの作品よりはるかに下手くそですが、もし!もし良かったら読んでみてください!作者名かみぶくろ*なんで! (2月14日 21時) (レス) id: 50a29b0d71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:椎名 x他1人 | 作成日時:2021年1月13日 23時