初めましては思わぬ形で ページ3
．
向井side
向「そんでな？ってめめ寝てるやん」
親交を深めるということで俺からめめを飲みに誘ってらく経ち俺がじゃべっている途中、机に突っ伏してめめが寝ていた。
向「人が喋っている途中なんに、、」
でもまぁめめはここしばらくずっと忙しくしてたしこうなるのもしゃあないな。
そう思った俺は、まだ残っていたビールを飲み干し、お会計へと進んだ。
向「めめ？起きんと置いてくで？」
目「んん…、」
外にタクシーが来てめめを乗せようとするがめめは唸るだけで全然乗るきがしない。
めめが全然乗らないので俺も一緒に乗ることにした。
こういうところで俺のお節介が働いてしまう。
でも今回はしゃーない、そう思うことにした。
『行き先は？』
向「◯◯までお願いします」
俺の住所言えばいいのに何故か俺はめめの家の住所を言っていた。
…これも俺のお節介なんかなぁ。なんて
・
向「めめ、着いたで」
目「んー、」
住所へとつくとめめはカバンを漁っていて、もしかして、
向「…えっと、鍵忘れたん？」
目「カバンに入ってない、」
向「えぇ、ポケットに入ってない？」
俺がそう言うとポケットを探るが、多分反応的にこれないやつやなって察した。
向「どこか心当たりないん？」
目「分かんない」
2人してその場で呆然としていると、
「…あの、」
そう低い声が聞こえたてその声の方へ顔を向けると、
目「あ、俺の鍵」
1人の男性が立っていた。
…帽子を深く被ってるから顔は良く分からないけど、
向「ん？俺の鍵？」
「さっき落とされましたよ、ポケットから」
向「めめ、気ぃつけなあかんやん」
目「、すみません、ありがとうございます」
そう言ってめめは鍵を受け取って部屋に入ろうとするが、
「…あ、あとそこ俺の部屋です、多分もう一個奥かと、」
かぁぁと頬が赤くなっていくのを感じた。
めっちゃ恥ずかしいやん、
めめは意外とケロッとしてるけど、
「、じゃあ」
そう言ってお兄さんは自分の部屋へと入っていった
そのお兄さんはいい匂いがした。
目「康二、今日泊まってく？」
向「…泊まる」
時間も時間やったし、お兄さんにお礼をしたかった俺はめめの家に泊まることにした。
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作者名：fk. | 作成日時：2024年11月24日 20時
