ゆるギャルと不憫。② (ページ1)

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『いってきまーす...』

いつもの橘A...いつもの橘A...

｢あ、おはよ｣

『あ、おはよ！』

よし、いい感じ

｢？いつもとなんか違くない？なんか今日体調悪い？｣

『う、ううん、全然平気！！』

え、変わんないはずだよね！？

｢ならいいんだけど、｣

先生｢今日は文化祭の出し物きめんぞー｣

『なにやろなにやろ！』

｢俺はサボりたい｣

『言うと思った』

〈ここはメイド喫茶！！！〉

〈いやいやお化け屋敷でしょ！！〉

〈えー、縁日でしょ！！〉

『北斗メイドやれば？』

｢誰が見るんだよそんな目が余るもの｣

先生｢じゃあ色々でたので多数決で決めんぞー｣

先生｢じゃあうちのクラスはメイド喫茶で決まりなー｣

『絶対裏方やろっと』

〈橘さん！良かったらメイドやってくれない！？〉

『いや〜私は裏方で頑張る予定だから...』

〈橘さんが着たら絶対可愛いからお客さん入るの！〉

｢つまり客寄せパンダ｣

〈ほんとにお願い！！着て立ってるだけで良いから！〉

『うーん、そこまで言ってくれるならやるよ！！みんなで楽しい文化祭にしたいしね〜』

〈ほんと！？ありがと〜！！〉

__________

｢優しいやつだな｣

『パンダ橘がんばりま〜す』