347話 ページ16
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だが私は上から降ってくる瓦礫を全て撃ち壊し、キルアとゴンの近くにオーラを放出する。
さっきと同じように、全身に念を込めて。
シュンッ
「「⁉」」
2人は隣に突然現れた私を見て目を丸くするが、すぐに方向転換をして走り出した。
私も横に並び全速力で走る。
さっきのは……瞬間…移動？
あの時は咄嗟にオーラを放出したから、体に力を入れて…つまり、念を込めていた
その状態で移動したい場所に放つと、そこに瞬間移動できるって事…？
私達は玉座の間付近の出口から飛び出る。
玉座の間を煙が覆っている…あの煙は、モラウの能力だ
つまり王とピトーはあそこにいない
ならば…何処だ⁉
『…ふー』
一旦冷静になれ、私
深呼吸をして辺りを見渡す。
『……え』
キルアがいない…⁉
は、え？ちょ、何処行った⁉
ゴンにキルアがいない事を伝えようとゴンの方に視線を向ける。
だがゴンは向こう側を見て、怒りを纏った凶々しいオーラを放っていた。
『…あれは…』
ネテロ会長と…ゼノ⁉
それに王も…‼
ということは、あの建物の中にピトーがいる‼
だからゴンはこんなになって…‼
ていうか、ネテロ会長の知人ってゼノの事だったの⁉
それにキルアは何処⁉
私の頭の中はパニック状態だったが、混乱を抑えて今やるべき事を考える。
ドン‼‼
ゼノが放った龍に2人が乗り、あっという間に遠くへ飛んで行く。
私は周りの状況確認をする為に再び辺りを見渡すと、真横にキルアがいた。
『いつの間にっ⁉てか何処行ってたの⁉』
キルア「ああ、俺も分かんねー」
はぁ…？とキルアに呆れていると、
ゴン「キルア、A
ピトーはあそこにいる
行こう」
そう言って、左塔へと飛んで行くゴン。
"行こう"って……どっちの…？
そう問いたかったが、ゴンはもういない
それに…聞いてしまったら、もう止められない
引き返せない…
私とキルアはゴンの後ろ姿を見ながら左塔に向かう。
ゴン……ついて行くよ、何処までも
私の心は恐怖と不安で包まれているが、それでも進む
進まないと、ダメなんだ
でも…さっきから震えが止まらないよ…
"大切なものを失ってしまうかもしれない"
そんな恐怖が、私の決意を揺るがした
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しゃーぺん@彩(プロフ) - h16ayakaアヤッカーさん» そう言ってもらえてとても嬉しいです！！ありがとうございます！！ (2019年5月5日 17時) (
レス) id: 0a0b323a42 (このIDを非表示/違反報告)
h16ayakaアヤッカー(プロフ) - イルミのシーンでマジ萌えました!!!!いやほんと凄いです!!!! (2019年5月5日 17時) (レス) id: a6a42def20 (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - 餅米ｸﾝさん» ありがとうございますぅぅ！！！更新頑張りますね！！ (2019年4月18日 18時) (レス) id: 0a0b323a42 (このIDを非表示/違反報告)
餅米ｸﾝ - 主さん!!もう最高な小説をありがとうございます!!更新頑張ってくださいｯｯ!!楽しみに待ってます!! (2019年4月18日 15時) (レス) id: 5fdbb74938 (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - 三日月さん» 絶対見ます！！更新頑張りますね！！ (2019年4月15日 22時) (レス) id: 0a0b323a42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃーぺん@彩 | 作成日時：2019年4月5日 1時
